マイ・ストーリー エピソード4
【希望の光が差し込んできた】
やりたいこと探しをしまくっていた私が、
40歳を過ぎてから自分の使命に気づき、
自分の人生に遠慮なく、活き活きと生きられるようになるまで。
前回までのストーリーはこちら
1【出来ないことはないと思っていた20代】
2【結婚と育児によって、自信を失い始める30代】
3【1歳の娘が乳幼児摂食障害という診断】
●闇の中、変わるのは自分?
頭では分かっていても、心の中ではどこか人や環境のせいにしている自分がいました。
子育てもしながらフルタイムで働く友人や、
結婚せずに自由にキャリアを積んでいる友人を、
どこか羨ましいなと思っていたから、自己犠牲感もたっぷり。
もちろん、自分で選択をしてきたことなんですけどね。
周囲の人が心配をしてくれても、「どうせ分かってもらえない」という被害意識も激しい。
だから、あの頃は人に会いたくなかったし、当時子供と一緒に写っている写真の表情というか人相が悪すぎる。。
あの手この手で食べさせようと思っても、食べられるようになったものは、水分のほかに、プリンやアイス、ゼリーや、具なしのお味噌汁とか。
あとはお菓子の表面を舐めるくらいで、舐めるだけ舐めたら噛まずにポイ。ご飯系は全く興味を示さず。
主食はお医者さん処方の栄養ドリンク(見た目はコーヒー牛乳のバニラ味、250mlで300カロリーあるもの)を1日に5本程度。
この状態が1年以上続いた頃、3歳が徐々に近づいてくる。
もう何をしたら良いのかわからず、先が見えず、幼稚園は行けるのだろうか。学校は行けるのだろうか。
発達も遅かったので、世間一般の発達水準と比べて、不安を抱くばかり。
でも、薄々感じていました。
栄養ドリンクを飲む娘は、本人は全く困ってない。
むしろ、幸せそう。
勝手に私が気にしているだけなんだなぁ。
友人に勧められた占いに行ってみたり、スピリチュアルセッションを受けてみたり。
そんなことをしているうちに、あぁ、娘を変えようとするのではなく、変わるのは私しかいないのかもしれない。
私の捉え方を変えれば良いのかも、と思うようになりました。
なんで食べないんだろうと、がっかりした表情を見せたり、
まだ見ぬ先の不安に時間をかけるのではなく、
「娘は大丈夫」と感じながら、
今ここにいる娘だけを見れば良い。
●魔法の言葉がけから希望の光
そして、娘の寝かしつけの際に、魔法の言葉を伝え始めました。「3歳になったら、もっと美味しいもの食べようね〜。」「3歳になったら、たくさんご飯が食べられるね〜。」
入眠間際って、潜在意識(無意識)と顕在意識(有意識)の差がない状態になっているので、その時に肯定的な言葉を投げかけると、そのイメージが潜在意識に触れたり、書き変わっていくきっかけになり、現実化していく。
そんなことを知人に教えてもらい、やれることはなんでもやりたかったので、伝え続けました。
ちょうど同じ頃、ふと、保育園に行ってみたらどうだろう?
と思いついたのです。
他にできることがもう、環境を変えるくらいしか思いつかなかったので。
保育園に行き、お給食をお友達とみんなで一緒に食べる時間があれば、
興味を持つかもしれないと。
そして娘の為であれば、私が働くことも肯定的に捉えてもらえるのでは、と思いました。
慌てて複数の保育園見学に行き、お申込書を提出したのは、
12月締め切り直前の話。
そして、娘の3歳の誕生日(1月)。
いつもは準備をしていても、全く手をつけなかったのですが、
その日は、「食べる〜」と食べることに挑戦をしたのです!
結果としては、卵焼きを一口口に入れてから、
べ〜って出したのですが、
おやつ以外の固形物を口に入れたのは初めてでした。
それから、少しずつ・・・・
超偏食でしたが、うどん、そうめん、パスタ、あんぱんまんのスティックパンとか、イチゴとか。
そういうものから食べるようになっていきました。
入眠間際の魔法の言葉がけ、効いてる!!!
言葉がけだけではないと思いますが、
誕生日だね、3歳だねって、認識をしてからの挑戦。
これは間違いない!!って本当に驚きました。
●働くことへの許可と欲
そして申請していた4月からの保育園も決まり、さぁ私も仕事をしよう!!
そう意気込んでいたのですが、
現実は、すぐに給食を食べるわけではない娘は、
栄養ドリンクを持ち込むことも出来ず、
当分12時頃のお迎え。少し水分が取れるようになると、ようやくおやつ後のお迎え。
自分としても、フルタイムで復帰したいわけではなかったし、
現実的にそれは出来なかったので、朝からお昼くらいまでとか、14時くらいまで働けるところを探しました。
ちょうど、自宅近くにあるオフィスで、
キャリアコンサルタントのお仕事を見つけました。これなら、自分のしてきたことも活かせるし、時給でしたが、私がシフトを入れたところだけ、予約をとっていただける(1時間1人枠)という、なんとも好条件でした。
月にたった数万円でしたが、5年以上離職していた私は、自分のしたことが評価されて報酬として返ってくるという、今まで当たり前のようにも感じていたことが、本当に嬉しく、感謝の気持ちを感じながら、心が躍ったのを覚えています。
私はやっぱり働くことが好き!
そうしてしばらく過ごしていると、今度は欲が出てきます。
もっと自分はできるんじゃないか。
時間給ではなく、もっと自分の価値を高めて、
さらに自由に出来ることはないか。
でも、40年近く何かをやり続けたこともない。
なんでもやってみたら程々に出来るんだけど、
突き抜けているものもない。
「これ」という武器もない。
私って一体なんなんだろう。
そんな壁にぶつかりました。
結局雇用されて、やるべき仕事があって、
それをこなしていくしか出来ないのではないか。
でも頭の中で描く「理想の自分や叶えたい人生」のイメージは、
決してソレではありませんでした。
でも、どうやったら今の自分ではなく、
その理想の自分になれるのか。
何から始めて良いかも分かりませんでした。
情報が溢れすぎている世の中。
あるからこそ、色々な情報をみては、ますます分からなる。そして時間も経っていく。
そんなある時、FBで見たある講座の広告。
「これだっ!」
LPを見る限り、何を学ぶのかもいまいち分からずで、
同時に怪しさも感じたのですが、
これが何か大きなきっかけになるような、
そんな気がしたので、その説明会に行ってみました。
<長くなってきたので、やっぱり次回に続きます・・・>