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【出来ない事はないと思っていた20代】

転職回数5回以上。やりたいこと探しをしまくっていた私が、
40歳を過ぎてから自分の使命に気づき、
自分の人生に遠慮なく、いきいきと生きられるようになるまで。


<エピソード1>

都内の女子大学を卒業後、銀座にある、OLに大人気のデパートに就職。
好奇心も意欲もあったから、やりたいことはどんどんチャレンジをした無敵の20代。転職回数は既に4回も。
ベンチャーの事業立ち上げから携わり、キャリアも積んで、そこそこ給与ももらって。

出来ない事はないと本気で思っていた。

当日の趣味は、買い物、飲み会、エステ、ゴルフ、海外旅行。
楽しいことしか考えてなくて、今思えばかなりの散財っぷり。


仕事もプライベートも充実してたけど、
恋愛の方はさっぱり。
本当の「安心」が感じられることは何年もなかったし、
やっぱりどこかで「空虚感」みたいなものを感じてたかな。


彼氏もいないのに、
頭の中をよぎるのはいつも母の言葉。
「早く結婚をしなさい。」


無意識だったけど、ずっとその言葉に縛られていました。


30歳頃には結婚をしないと。

「結婚をして、孫を見せる事が親孝行」

そう思い込んでいたから、29歳の時、次に付き合う人は絶対結婚すると決めて。


焦ってたから、29歳の時は縁結びの神様、「出雲大社」には4月と11月の2回も行った(笑)。


でもそしたら本当に出会ったんです、今の主人に。


知人の紹介。
最初はピンとこなかったんだけど、2人で初めて会った時、
感じたことのないような安心感が得られて。


1ヶ月後に交際が始まり、気付いたら7ヶ月後には入籍(30歳)、
8ヶ月後に挙式をして、交際から9ヶ月後には第1子の妊娠が発覚してた。
全てが物凄いスピードで実現をしていき、無事出産をしたのが31歳。


すごく順調だし、幸せも感じてた。

誰が見ても幸せそうだったらしい。


でも、私の試練は結婚してからが本番でした。

今となってはそれは自分が作り出した現実ってわかるんだけど。


とにかく、ここから「自己犠牲感たっぷり」な約10年を過ごす事になります。
特にその間の5年間は自分で暗黒時代と名付けるくらい。


あんなに行動的で社交的だった私が、「誰にも会いたくない。」と感じるまでに。


エピソード2に続きます。。

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