ノックノックスさん「幸せの標本 完全版」を観にいってきました
<2017年7月30日の投稿です>
こんばんは。洗濯物を干してきて良かったのか、一日のどこかでふと一瞬不安になる今日この頃です。
以前きっちんでふしめんグラノーラを作ってくださった、吉見茉莉奈さん。実はお芝居をされているとのこと。
今日はその名古屋公演があったので、赤子なしのピンで観に行ってきました。子ども預かってくれた実家に感謝◎
ノックノックスさんの「幸せの標本 完全版」
あ、7月30日名古屋、8月19日20日大阪で観られる方は、ページを閉じてください。
以下、お芝居から勝手に受け取ったメッセージです。
テーマは、
・便利さを追求した結果、環境水準を計る目安となるみつばちが減ってしまい、食糧難になるなど結果的に自分たちの首を絞めている
・少しでも状況を良くするために、できることをしようよ
・大切な人を大切にしよう
かなと思いました。
役者さん5名、それぞれ、「あ、いるいる、こういう人」というような性格を演じられていました。
そしてちょこちょこ出る、本質をつく「なんかちょっと良い発言」。
しょっぱなから笑い、序盤で泣きそうになり、役者さんたちの関係性が解き明かされていき、地球守ろうよ、というお話でした。
実家に息子をお願いしておきながら、会いたくなった勝手な母親です(笑
実は以前に「たうえうた」という映画を観たことがあります。こちらは名古屋市守山区の野田農園さんが取り上げられていましたが、人間による環境破壊からの食糧難、というメッセージの映画でした。上映後のトークで、「全員自給自足するしかないよねー!」という話になっていました。
今回の「幸せの標本」でも、「私たちは自給自足をしているから良いけれど、街にいる人たちはそうではないから…食料がなくなってきたことに我慢ができなくなった人たちが、暴力をふるい始めているの(一字一句記憶していないので、若干違っていたら申し訳ありません、、、)」というセリフがありました。
「たうえうた」トークでも、遠からず、食料や畑を巡っての争いになる、と言われていました。
自分の生活を自分で作る。
家内制手工業から始まって、工場を持つようになり、効率よく、より多く生産できるようになった私たちは、これから家内制手工業に戻っていくのでしょうか…
効率の良い分業に慣れてしまった私たちは、戻れる人と戻れない人で淘汰されていくのかもしれない…。