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双子ママ 脱ペーパードライバーへの道(1)

子どもを産んでからは見える景色が変わってくるよう。人生の半分以上を東京で過ごしているが、これまで東京の生活でクルマが欲しい、運転したいなんて思ったことないのに、その想いが増している今日この頃。  

0歳児の双子を持つ身として、コロナ禍ということもあり、ほぼお出かけはしていなかったけれど、移動に関しては困ったことがあれこれあり、積極的にお出かけできない/したくないという事情もある。  

- そもそも双子ベビーカーの行動範囲は限られる。

 - 双子ベビーカーで地下鉄・電車での移動は、空いた時間帯を狙って車両に乗っても泣いたらどうしよと落ち着かないし、乗り換え時のエレベーターの乗り換えはさらに迷路。 週末はもちろん回避。  

- バスは「ベビーカーをたたんで乗車」の世界のため、双子にはまず無理 。たとえ「ベビーカーのままOK」というルールだとしても、運転手さんへの負担と他の乗車客の白い目を考えるとチャレンジする気にもなれない。  

- 抱っこ紐でのお出かけも、40オーバーの夫婦にそれぞれ8キロ(現在時点で)の子を終始抱えてというのは肩や腰への負担が半端なくしんどいので、なるべく短時間で済ますようにせざるを得ない。荷物も増やせない。  

- 今はまだわがままを言わずにベビーカーに乗ったり、抱っこ紐に入ったりしてくれるけれど、そのうちに「歩きたい」とか「眠い」とかコロコロ気分が変わってリクエストがいっぱい出てくるはず。

- 電動アシスト自転車も、坂だらけのこの町では活躍しそうだが、不器用な私には前後に子どもを乗せて走る自信がない。前の席には4歳未満、15キロまでという制限もあり、双子を同時に乗せるには期限があるよう。 

- 買い物はネットでもできるけれど、双子が歩けるようになったら、広い芝生のある公園でのびのび遊ばせたいなあ、電車乗り換えて1時間のところも車だと20分くらいで行けるのかあ。

→ 日々の近所の散歩で、貸し駐車場にカーシェアが設置してあるところをちらほら発見。こういうの運転できたらとても便利そうだなと思った次第。ちなみに、夫は教習所に通う機会のないまま40代に突入し、特に運転やクルマへの興味もないようなので、運転するなら一応免許を持っている私しかいない。 

私の運転免許証は年季の入ったゴールドでまさに身分証明書としての役割しかなかった。20年以上前、学生時代に地元群馬の教習所に親のお金で通わせてもらった。取得後は、北海道と伊豆に家族旅行に行った際にちょろっとハンドルを握っただけ。程なくして実家の車を運転したくても私は保険の対象外だから乗るなと言われたので、トータルで5回も乗っていないのでは。もちろん、運転の仕方はきれいさっぱり忘れてしまった。(ああ、もったいないことをした。) 

 だが、クルマ社会・群馬県で育った身としては、「運転できて一人前」という観念があり、東京から地方に移り住んで今や日常的に運転している友人を羨望の眼差しで見ていたし、「脱ペーパードライバー」は常に私の中で人生の目標のひとつだった。 

 やるなら、今でしょ!! 

 ということで、『あなたの“不安”をスッキリ解消!クルマの運転術』という本を読んでみたりしたものの、案の定、クルマに触ってみないことには不安は解消されず、いざ「ペーパードライバー向け教習」を申し込んでみた! 

 (つづく)

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