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授乳は分からないことだらけ(3) 助産師さんがやってきた!

もうすぐ満2ヶ月という頃に、助産師さんが区の「産後ケア」事業で、訪問してくれた。

区の案内によると「助産師がご自宅に訪問し、乳房ケアなどの母体ケア、乳児ケア、育児相談等を行います」ということなのだが、うちに来てくれた方がたまたまよかったのかもしれないが、私の心と身体がとっても楽になったあっという間の2時間だった。

私の場合は区の補助が1回分受けられて、1,100円!(通常、この助産師さんに直接お願いすると5,000円以上のサービスらしい。)
この制度、双子だから2回受けられるのかと思ったら、1人のママに対して1回とのこと。残念😭

助産師さんがやってくれたこと・教えてくれたこと:
- 赤ちゃんの体重測定、体重増加率の計算
- ミルク量のアドバイス
- 授乳指導(直母) → ポコ子も大人しく直母で飲んでくれた!ポコ彦は100ml以上飲めた!
- 抱っこの仕方 腱鞘炎になりにくい方法、赤ちゃんがうんちを踏ん張っている時の抱き方
- 「さらし」を使った縦抱っこ → 軽くて、身体にぴったりフィットしてよさそう!夫がレクチャーを受ける。(Konnyの抱っこ紐の形になる)
 →(参考)赤ちゃんをさらしで抱っこするやり方 YouTube
- 赤ちゃんの便秘にはママがオリゴ糖を摂取するとよい。母乳で赤ちゃんに伝わる。
- 乳児湿疹(脂漏性)のケア方法 → オリーブオイルでクルクルというか強めにゴシゴシ拭いてあげると脂が溶けてスベスベに。その後、石鹸で洗ってあげるとよい。
- 胸・背中・肩のマッサージ → 超気持ちよかった!その後、母乳の出もよくなる。

助産師さんは私のランダムな話を寄り添って聞いてくれて、いろんなことをプロフェッショナルにアドバイスしてくれた。さらしをスルスルっとご自身の身体に身に着けてあっという間に赤ちゃんを抱っこしてくれたり、ポコ子の眉毛付近にあった乳児湿疹も実際にオイルでゴシゴシして、患部をきれいにしてくれたり、義母も夫も感激していた。

正直、「助産師さん」がどんなケアをしてくれるのか、私は全く分かっていなかったのだけれど、おっぱいに関することだけでなく、まさしく産後のママの身体と心をほぐしてくれて、そして赤ちゃんの代弁者として、こういうときはこうするといいよということを大なり小なり教えてくれた。助産師さんが、自分の住む地域で活動されていて、いざという時にまた(自費だけれど)依頼できると分かったのは、私にとって大きな収穫だった。

もちろん、私の授乳に関するモヤモヤ=今の「搾乳+ミルク ブレンド方式」でよいのか、どこにゴールを設定すればよいのか分からないということについて相談してみたが、結局明確な答えはいただけなかった。
けれども、数々のアドバイスをいただいた。
双子だからといって、平等に同じ量を授乳しなければいけないことはない、個人差があるもの。これからもっと飲む量・欲しがる量の差が出てくる。2ヶ月で120ml x 1日8回は十分な量。搾乳を8回しているのは大変だよね、例えば、そのうち2回分をまるまるポコ彦くんに飲んでもらって、搾乳をする回数を減らすとかやってみたら。「完全母乳」や「完全ミルク」より「混合育児」のほうが明確なやり方がないから決め込まないほうがよい。

ということで、モヤモヤを残すことにはなるのだが、基本的には、今の「搾乳+ミルク ブレンド方式」でもうしばらくやってみて(面倒な部分はあるけれど)、赤ちゃんがイレギュラーにお腹が空いてもっと飲みたいとなったら、おやつとして直接母乳をあげようと自分の中では考えが落ち着いてきた。

そして、そうこうしているうちに、2ヶ月半くらいの今、双子に昼夜の区別がついてきたのか、真夜中に起きることがなくなって朝方までぐっすり眠ってくれるようになってきた。1日の授乳回数が、8回から6 or 7回に減り、私の授乳の負担も少し軽くなってきた。満腹中枢ができてきたのか、飲む量が前より減ってきた。粉ミルクのパッケージに書いてある量とだいぶ違う。「これから飲み方にムラが出てくるので、赤ちゃんのタイミングと欲しがる量で授乳してください」と、1ヶ月健診でドクターに言われたが、こういうことなのかな。

赤ちゃんがどう飲みたいか教えてくれるものなのかな。
あんまり、やり方を決め込まないでやっていこうか。

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