funny meal 開業日記 vol.16 ~いきなり日記10/6~
こんにちは。開業日記、2か月も間が空いてしまいましたが、そんな10月6日にfunny mealは開業して4か月目に突入です。ひええええ。
お気づきの方もいらっしゃると思うのですが、この間funny mealはおかげさまで素敵なイベント盛りだくさんでした。それらについて書きたいことはもちろん山盛りてんこ盛りなのですが、ちゃんと書こうとするとまた記事公開がすごく先になっちゃうのと、最近funny mealでのイベントを書いてくださったこちらの日記が素敵だったので(こーもりさんいつもありがとうございます!大好き!)、自分もこんな感じにさらっと書いてみたいなーという気持ちになりましたので早速チャレンジ。
10月5日:
土曜日だけどお休み。なぜならば横浜まで舞台を見に行くことに大分前から決めていたからでした。とはいえ出発の15時まで日曜の昼営業の仕込みをしたり買い物をしたり掃除したりしているうちに、ばたばたと時間はすぎてしまった。
ローエングリンと言えばワーグナー、大学時代ドイツ文学専攻だった私は確かワーグナーのローエングリン、留学先のウィーンで見たことあるはずなんだけど、じぇんじぇん何も思い出せない。ウィーンの国立オペラ座は、当日だったか前日の午前中に空いてる席は全部40ユーロになる仕組みが当時あって、その恩恵に随分あずかったことを思い出す。いろいろな、普段の自分なら興味なさそうなもの、難解そうなものにもおかげでたくさんチャレンジできたワンダフル留学時代。今もまだこの仕組みはあるのかなあってほしいな。そして、そんなことしたらチケット売れなくなるかもしれないじゃないのさ、みたいな考えより、当日席が少しでも多く埋まった状態の方が演者さんたちはハッピーだろうと思った。お金とハッピーなら、ハッピーをいつでも優先できる自分でありたい(だから貯金が減る一方)。
舞台はミニマルなセットだけど、影や光の使い方が素晴らしく、こんな風に演出側から物語を深めることができるのかーと感動しきり。奇声のバリエーションがすごい橋本愛ちゃんの不気味さと全体でひとつになって、不気味できれい、きれいで不気味な1時間を堪能しました。ふっと素面になったら「私何やってんの?この人何やってんの?」となりかねないような奇妙奇天烈で変な演技・舞台(めっちゃ褒めてますよ!!!!)を説得力を持ったまま1時間やり通せるってすごいことで、自分がやってることは自分こそが大事にしないと、周りも納得しないよねダメだなぁと改めてそんな気持ちに(伝わらないかもしれないポエムでした)。上演は昨日と今日の二回だけだそうで、とってももったいないなぁ。良いものを見ることができました。本当に行ってよかった。
10/6:
朝営業なので、気合をいれて6時半に起きようと思ったのに気が付いたら7時半。コンビニに行って明日からの大橋さんの映画上映のチラシをA3にプリントしてきたので、明日外に貼ろう。
ナタリーさんでも紹介してもらえてとても嬉しい。いとうさん本当にありがとうございます。
今日営業終わったら暗幕試したりプロジェクターの位置変えたりしてみようと思ってたけど、今日昼間ありがたいことにとっても忙しかったので、クタクタです。洗い物をために溜めてしまい、それを片づけて今日はもう終わり。最近元気だけど手の使い過ぎ&お店を始めてこれまでのデスクワークと違う使い方のし過ぎで、頑張ると右腕が痛くなっちゃうので(腱鞘炎的な…&もう若くないから見た目以外…)、もう無理しないで帰ろう。
最近土日はぶらり通りかかった方や、前から気になってたんですと言ってご来店くださる方が増えてきているような…。今日はご年配のご夫婦が早めの時間にオムレツとソーセージのプレートをひとつづつ頼んでくださり、週末に二人で早い時間から外で朝ごはんなんて、仲睦まじくて素敵だなーと思ってしまった。同じのを頼んでくれた方がお店としては楽だけど(本音)、ひとつづつ違うの頼んで半分こっていいですよね。だからいいんですよいいんですよ。そういう時間をうちで過ごしてもらえるのはすごく嬉しい。またぜひご来店くださいね。お待ちしています。
ということで週末はなんとなく以前より安定してきた感…?でも油断は禁物ですよ。昔からの友達や同僚が覗きに来てくれた日がたまたま賑わったりして、みんな「すごい人気店じゃーん」とか言ってくれますが、そんなことないのよかろうじてボウズを免れたみたいな日も少なくないのよ油断しないでみんな来てね。
今日は今後の話とか、可能性についていろいろおしゃべりもできて、忙しかったけどよい一日でした。明日からは上映会だー。