作曲家 星園祐子の強み ③歌詞がすっと頭に入ってくる
作曲家 星園祐子のライフワークと位置付けている、個人向け作曲サービス「レガシーソング(あなたの人生を遺産にする曲)」について連載をしています。
👇これまでの記事はこちら👇(そもそもレガシーソングって何?って方は最初の記事から読んでね)
星園祐子の作曲家としての「強み」を、勝手に分析してひとつずつ解説してするシリーズ(⑩まで行きますよ!)
今日はみっつめ!じゃじゃん!
【作曲家 星園祐子の強み】
①幅広いタイプの曲が書ける
②耳に残るメロディ
③歌詞がすっと頭に入ってくる
※①②はそれぞれ解説記事に飛びます
私ね、ほとんど歌詞を聞かない人間なんですよね(笑)
カラオケで歌って文字で見て、初めて「こんなこと言ってたんだこの曲!」みたいなことが多くて。
自分が曲作りを始めるまで、「この曲は歌詞が良い」という言葉の意味がほぼ理解できない人間でした(笑)
先日我ながらびっくりしたのがこの曲。お友達が投稿したので聞いてみたら、メロディはめちゃくちゃ覚えてるのに、こんな歌詞だったって知らなかった。。
子供の時から歌詞聞かなかったんだなあ、というのと、こんなインパクト強い曲ですら聞いてないんだなあ、という驚き。
ライブで他のアーティストさんのオリジナル曲を聞く時も、「歌詞聞くぞ〜〜〜」と気合入れて聞き始めても、気づくと曲しか聞いていないことが多い。
(MCでちょっと一言でも何かフックがあると、すっと入り込めたりするのだけど。。)
でもね、MC無しでもなぜか歌詞がすっと入って来るアーティストさんというのが、何人かいて。
著名な方で言うと例えば、矢野顕子さんとか、竹内まりやさんとか、ドリカムとか。
何が違うんだろう?と考えてみたら、もちろん歌い方とか、歌詞の内容とか、リズムとか、いろんな要因が合わさって複合的なものだろうけれど、
しゃべるイントネーションがそのまま歌になっている
そういう箇所が散りばめられてると、そこがきっかけになってすーっと頭に入ってくるような気がするんです。
ひとつの例ね。
「ちゃんとあなたに伝わってるかな」
↑5回ぐらい、セリフみたいに読んでみてください。
その上で、はい聞いてみて。
ね、そのままでしょ?
私も曲を作る時、なるべくそれを心がけています。
もちろん全部そうするのは無理だし、全部そうする必要もないのだけど。そういう箇所をなるべく増やすということね。
一番分かりやすい例はこれかな。
「ママの笑顔が嬉しかった」
↑5回、セリフみたいに読んでね。
はい、どうぞ!
もういっこ。
「あなたの手は魔法の手」
↑5回、セリフみたいに読んでね。
はい!(あ、村上裕子は私の旧活動名です)
すっと頭に入りやすいですよね?
特に、他の方が書いた詞に曲をつける時は、頂いた歌詞(サビの頭とか)を何回も何回も声に出してセリフとして読んでみて、なるべくそれをそのまま曲にするような感じにしています。
一度曲が完成してからも、もっと自然なイントネーションに近づけられるところはないかな?と見直してみたり、
2番3番で歌詞が変わるので、1番はよかったんだけど2番が変。。みたいな時は、なるべくどちらも変じゃなくなるようにメロディやリズムを調整したりします。
自分の曲は「客観的に初めて聴く」ということができないからなんとも言えないけど、
やっぱり歌詞を聞かない仲間の方(意外と多いです)から、「祐子さんの曲は自然と歌詞を聞いてしまう」と言って頂いたことが何回かあります。
「わたしはなんで歌詞が聞けないんだろう?」とずっと思ってたけど、だからこそいろいろ研究して、私みたいな人でも歌詞が自然に聞ける曲が作れるんだな。
全てのことに意味があるね〜
そんな星園祐子にオリジナル曲を作ってほしい方はこちらから!せっかく自分の曲を作るなら、歌詞をしっかり聞いてもらいたいですよね?😉
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