#月に想いを No.9
こんばんは。夜更かしです。
3月になりました。
相変わらず、月の地図に夢中・・・
アポロ11号って…?
私にはちょっと複雑な気持ちになるんですが、アポロ11号には3人の宇宙飛行士が搭乗。もちろん、それぞれに重要な任務があったはずです。
人類最初の第一歩は船長のニール・アームストロング。バズ・オルドリンは人類2人目、第二歩目となった。そりゃあ、誰だって「はじめの一歩」がいいに決まってる。かなり葛藤があったと思います。のちにオルドリンは「自身の敗北」と感じたようですが、宇宙船の中に残ったマイケル・コリンズはどうだったでしょう?
彼はふたりが着陸船で月面に降下している間、月周回軌道上で司令船を操縦し、月面の写真撮影などを行っていた。つまりコリンズは月面にはおりていないのです。
月面に到達したふたりは勿論、素晴らしいです。
でもコリンズがしっかり操縦し宇宙船を守っていたからこそ、無事に帰還できたのではないでしょうか。私はコリンズこそ本当の英雄ではないかと思っています。
(※あくまでも個人の意見です)
世の中あるあるだよね。
縁の下の力持ちってあまり気付かれない。目立つポジションだけじゃないのにね。
「甘い記憶」
今夜は少しだけ私の記憶の中にご招待します。
ちょっぴり甘くちょっぴり切ない物語です。
「月まで一緒に行こう」
この言葉は人生の中で後にも先にも恐らく・・・
私のために与えられた最上級の言葉だと思う。
人の気持ちは変わってしまうけど、切なくも甘い記憶は残る。この言葉に支えられて生きてきた部分もある。今、思えば、あれは夢で私は夢から覚めてしまったんだ。私が愛していたのはこの言葉なのか?この言葉を言った人なのか?今となっては疑問です。
永遠なんてことはないし、覚めない夢もない。
夢から覚めてあとはもう二度と会わない。と決めた。もう二度と会わないことは私には死んでしまったのと同じです。
そして、気付いたんです。私が愛していたのはまさにこの言葉そのものでした。
月までなんて行けやしない。一生を掛けてもね。
一生・・・。多分、そう言う意味も含んでいたんだと思います。
私は「あなた」越しに見る月が好きだった。
でも一緒にいても近くに感じなかった。私の凍りついた心は解けることはなかったのだ。
傷ついた者同士が寄り添っていただけ。
私は「ふふふ・・・」って微笑んでいただけ。
月のどこへ行きましょうか?
もしも生まれ変わることがあって、もしも前世の記憶がほんの少しでも残っていて、もしもふたたび出逢えたら今度は私が言います。
「月まで一緒に行こう」
私が連れて行ってあげる。だから一緒に行こう。
そして、また今夜も月を見上げています。
……To be continued
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