ネイティブレベルの英語を目指すために
こんにちは!
英語苦手でも話せるようになるための英会話コーチングをしているゆうこです。
私は高校生のとき、英語のみ学年最下位、その他も赤点、
英語が嫌すぎて英語のみ宿題を無視していたら
英語の先生から鼻くそと呼ばれ、
以降友達からも鼻くそと呼ばれる高校生活を送るような学生でした
英語苦手な人あるあるかもしれないのですが、
私留学に行く前は1年~2年くらい英語を勉強したら
ネイティブレベルになれると思っていたんです。
留学後1年半経ったときには、
「ん~まだネイティブレベルというには足りないな~」
くらいに思ってたんです(笑)
英語を勉強したことがなさすぎて、
海外に数年住んだらネイティブレベルになれるなんて
馬鹿な夢を見ていたんですね…
結果、3年くらい経ってから
「一生ネイティブレベルにはなれない…?」と気づきました。
まあ要は英語をなめてただけっていう話なんですけど(笑)
それ以降は、英語を勉強すればするほど、
ネイティブと話をすればするほど、
「自分にはネイティブは無理だ~!」と思うことがひたすらに増えました。
英語の学習にゴールがないことを初めて知ったんですよね。
それを一番感じるのはジョークを言われるときです。
もう説明が、
「1980年代に流行ったドラマがあってね、
そこに出てくる主人公がよくいうセリフがあって…」とか。
わかるかー!って感じなのですが、
その場の私以外の人は、
なんとなくそのジョークを分かってフフっと笑っているので、
「やっぱりネイティブのジョークはハードル高いわあ」と痛感するわけです。
日本語で考えたら、
「〇〇やってくれる人~?」って状況で
いきなりだれかが「私やる~」「私もできるよ~」って言いながら
結果一人をのぞいて全員が手をあげ、
最後の一人が手を挙げた瞬間に
全員がその一人に「どうぞどうぞ~」って譲り
結果みんなで「アッハッハ」、とか?
(その場で取り残される外国人の気持ち想像しちゃってなんか切なくなっちゃった)
日本のテレビを見ないので(カナダのテレビも見ませんが)
今でもそれがテレビで流れているか分かりませんが、
そんなの日本にしばらく住んで、ちゃんとテレビを見て、
そのネタを何十回も見て、
さらに一般人もたまにそのおふざけをする、ということが分かっていないと
そんなの対応できないですよね…
私のどうでもいい妄想はどうでもいいのですが、
まあジョークのハードルが高いわけですよ。
もちろんジョークだけでなく、英語も難しいのですが。
英語面なら、時間をかけて少しずつ網羅していけば、
限りなくネイティブに近いレベルまではもっていけるのでは?
と思っています。
でも、それと同時にそこまでもっていく意味は?
とも思う訳です。
周りの人とコミュニケーションが取れて、
ちゃんと会話に入れる。
首相になりたいとかだったらネイティブレベルが必要だろうけど、
今のカナダでは完璧じゃない英語でもみんなちゃんと仕事をもらえているし、
公的機関に行っても英語ネイティブじゃない人の対応。
ネイティブレベルが話せることに越したことはないけど、
そこを目指さなくてもいいんだな、と気づいたわけです。
でもこう思えたのも、5年以上住んだ今だから思えることなんだろうと思います。
というわけで、
「ネイティブレベルになりたい!」
「ネイティブレベルになれなくて悲しい」
とか自己否定している人がいれば、
そんな自己否定は必要なくて、
「コミュニケーションがとれればもうそれは100点満点の英語だからね~!」
と言わせてください!