私の心に届いた温かく優しい風〜2枚の葉書より
今日、葉書が届きました。
その葉書には、先日地方紙に掲載された、私の投稿文を読んでの感想が書かれていました。
この葉書の送り主は、娘の小学校2年生のときの担任の先生。
「ユーモラスな楽しい一話に魅了されました」
と、葉書にはこのようなうれしい感想が書かれていました。
この先生は、娘が小学校2年生のときに、たった1年間だけお世話になった女性の先生です。
娘は、小学校2年生になるときに、主人の転勤の都合で市外の小学校へ転校することになりました。
春休みのある日、転入の手続きのために、私たち親子は小学校の職員室を訪れました。
そこで私たちを待っていたのは、メガネをかけた優しそうな女性の先生。彼女こそが娘の新しい担任だったのです。
先生は、娘と二言三言会話を交わしたあと、体格の良い丸々とした娘を軽々と抱き上げました。
それはおそらく、娘が新しい環境に不安な気持ちを持たずに安心してもらおうという、先生の配慮だったのでしょう。
その光景は、今でもはっきりと目に焼き付いています。
この先生とは、今でも年賀状などで交流があり、こうしてわざわざ葉書をいただけるなんて嬉しい限りです。
不思議なことに、この葉書が届く数分前に、今回と同じような内容の葉書を送ってくれた人と電話で話をしていたところでした。
彼女は、私のかつての職場の先輩で、彼女が葉書を送ってくれたことがきっかけで、今回数年ぶりに電話で話すことになったのです。
彼女は電話で、
「妄想するなんて、〇〇ちゃん(私)可愛い〜って思ってたんだよ〜」
などと言っていましたが、
「可愛い…だなんて💦私、もう57歳ですよ〜。すごい歳とりましたよね」
と、苦笑い。
20年ほど前にお世話になった小学校の先生。
30年ほど前にお世話になった職場の先輩。
これほどまでに年月が経っても、今なおつながっていられることに感謝の気持ちでいっぱいです。
私の投稿がきっかけで送られてきた2枚の葉書。
その手書きの文字にしたためられた気持ちは、私の心に温かく優しい風を運んでくれました。
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