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私の愛すべき「ロバパン」〜名前の由来とは

〈目次〉
・ロバパン名前の由来
・ロバの像について
・私の好きなロバパン商品
・安心安全の証「FSSC22000認証」

「ロバパン」名前の由来

北海道の老舗パンメーカー「ロバパン」。
国道12号線沿いにあるロバパン本社工場の前には、真っ白いロバの像が立っている。

この「ロバパン」は、一体ロバとどういう関係があるのだろう。最近、このことについて書かれた記事を偶然目にする機会があった。

記事によると、1931年(昭和6年)に、創業者の石上寿夫氏が一頭のロバと出会ったことが始まりとされている。石上氏は、札幌で開催された博覧会で出会ったロバを大変気に入り、無理を言って譲り受けた。そのロバに荷車を引かせ、パンの移動販売を始めたのがきっかけとのこと。
どうやら「ロバパン」の名前の由来は、ここから来ているようだ。

「ロバの像」について

上述のロバの像についても少し調べてみた。
耳や尻尾を風になびかせ、今にも走り出しそうな真っ白いロバの像。

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高さ2メートル、首から尾までの長さ3メートルで台座は噴水になっている。(現在は噴水は非稼働)
これは、本社工場の稼働時に建てられたものだという。会社の象徴である"躍進"するロバの姿を制作したのは、彫刻家の山内壮夫氏。従業員がお金を出し合い、山内氏に制作依頼したとのこと。山内氏は当時、「ロバの躍進する姿に苦心した」と語っていたそうだ。

私の好きなロバパン商品

「ロバパン」と聞いて、真っ先に思い浮かぶ商品は、CMでもお馴染みの「ロバパン『本仕込』〜♪」(食パン)だ。

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北海道では、この食パンのことを「角食(かくしょく)」と呼んでいる。これは北海道の方言かと思いきや、兵庫でも使われているらしい。
そして「豆パン」は、1940年にロバパンが最初に発売したとの諸説もあるようだ。

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個人的に好きなパンは「黒コッペ」「ロイヤルスイート」。どちらもロングセラーだ。

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安心安全の証「FSSC22000認証」

最近、めっきりスーパーでパンを買う機会が少なくなってしまった私だが、どうしてもパンが必要になった時には、数あるメーカーの中から迷わず「ロバパン」を選ぶ。なぜなら、食パンひとつ取っても、他のメーカーに比べ"原材料が少ない"ということ。
それはつまり、極力添加物を控えていることを意味する。(あくまで素人考えです)
できることなら、口に入れるものは安心安全な方がいいに決まっている。
そこで、この点についても調べてみた。

ロバパンは、品質向上と衛生管理を目的とした第三者認証であるFSSC22000認証を、2018年の恵庭工場に続き2019年には本社工場でも取得しているという。
FSSC22000認証については以下の通り。

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*ロバパンHP 「FSSC22000認証取得の取り組み」より

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このように、私の好きな「ロバパン」は、調べれば調べるほど魅力に溢れていることがわかった。
これからも道民に愛され続けるパンメーカーであってほしいと心から願う。



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