夏の暑さが終わったと思ったら、一気に寒くなってきたこの頃。
季節の変わり目に、片頭痛に悩まされる人は本当に多いと思います。
片頭痛とは
片頭痛の予兆
片頭痛の前兆
片頭痛の治療
(急性期治療)
トリプタン製剤による治療
レイボーによる治療
トリプタン製剤とは異なり、頭痛が重症化した状態の時に飲んで効果がある薬だと言われています。
ただ、脳の中枢に作用することから、
○ めまい
○ 眠気
○ 倦怠感
○ 手足の脱力感
等の症状が出る可能性があります。
初めて試す時は、車の運転前や、仕事前等は避けましょう。
また、空腹時の時にこれらの症状が出やすいと言われているので、何か軽く食べてから服用するといいと思います。
※詳細は病院医師、薬剤師にお尋ねください。
片頭痛の治療
(予防的治療)
内服予防薬による治療
予防薬の種類
○ ミグシス(塩酸ロメリジン)
○ インデラル(β遮断薬:プロプラノール)
○ デパケン (バルプロ酸)
○ トリプタノール(アミトリプタン)
いずれも、頭痛の発作回数・程度を減らすために数ヶ月服用を続けて効果判定をみます。
※薬によっては、妊娠を希望する方には適さないお薬もありますので、医師に相談して服用を開始してください。
抗CGRP抗体薬による治療
私が勤めているクリニックでも、このCGRPを用いた治療が行われています。
この注射は、自己注射という形で、自宅で自分で注射をすることができる為、その指導も行っています。
【メリット】
○ 病院に受診する時間の制約がない。
○ 簡易な手順で自己注射ができる。
○ 鎮痛剤の服用回数が減る。
【デメリット】
○ 1本の単価が1万円を超える為、治療の開始、継続が消極的になりがち。
○ 医療廃棄物となるので、家庭ゴミには出せない。
○ 自己注射に対する不安や恐怖がある。
薬物乱用頭痛とは?
それでは、本日のタイトルにつながる話をしていきます。
私も片頭痛持ちで、鎮痛薬は手放せない人間の1人です。
だからこそ、日々気をつけていることがあります。
それは「鎮痛薬を飲みすぎないこと」です。
「それじゃあ、ずっと頭痛を我慢しろってこと?そんなの無理にきまってるじゃん!」
そう叫んでいるアナタ。
分かります、その気持ち。
では、どう治療していけばいいのかを分かりやすく説明していきますね。
まず大切なのは…