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娘と話したこと
久しぶりに娘とチャット。先日行ってきたボランティアの様子を話してくれました。
大学の隣にあるバレエ学校での、入学のための最終オーディション。
低学年の部と、16歳以上の高学年の部で、男女別に行われたそうで。そちらの高学年女子の、身体検査・測定・評価のお手伝いのボランティア。
その学校には専属のphysioが2名常駐しているのですが、手が足りないときにお手伝いに呼ばれます。以前の経験もあり、今回も喜んで行ってきたそうです。
バレエ学校の最終オーディションは、校内で2日間かけて行われました。
日本では出張オーディションをやっていますが、今回は現地校に2名日本人女子が来ていたそうです。
久しぶりに、16歳位の女子と日本語で話したよ〜と言っていました←ちょっと嬉しそう。
内容は、姿勢、側弯症の有無、肩甲骨や筋肉の状態、足の形や長さ、股関節の状態など、既往歴を含め、問診・視診・触診でのチェックで、部位別で行われたそうです。
なんと、出産時は経膣分娩で逆子だったか?なども質問事項にあるそうで、臼蓋形成不全も含め股関節の状態は、プロのバレエダンサーを目指す学校なだけあって結構チェックされるのだなあ、と感心してしまいました。
あとは怪我の既往ですね。
実は娘、かなりバレエをガッツリやっていたし、スキーとかも経験あるのですが、ケガをしたことないんです。
もちろん転んで擦りむいたとか、靴ずれが出来たとかはあるのですが、捻挫・骨折・肉離れ・あるいはどこかを痛めるみたいな整形外科にお世話になるような怪我はしたことなくて。
そのことを周囲のphysioに話したら、その経験というか身体の使い方を分析して論文にしたら、売れそうだね〜と言われたそうです(笑)
つまり身体の使い方が上手?なのか?
「怪我をしない身体」のためには、筋力、柔軟性、バランス力は大事だと思うのですが・・・それって、どういうふうにしたらデーターが取れるかなあ?とか、分析方法はどうする?などと母娘で盛り上がってしまいました。
それはさておき、バレエ学校の身体評価には、もちろん本職のベテランphysioもいて一目で問題点を指摘していく姿を見て、いろいろな経験を積んでダンサーのphysioになりたいなあと、改めて感じたそうです。
良い機会に恵まれているなあ、と思いました。
実習の時間数の多さもそうですが、学生のうちにこんなにいろいろと経験させてもらえるというのも、日本ではなかなか無さそうで。
昨年の「世界中どこでもいいから、自分で実習先を見つけて4週間実習してきなさい」というのも、無茶ぶりながら、自分で行動して交渉して・・・それが単位になるというのも、イギリスの大学ならでは。
オーストラリアで行った4週間の実習は、かけがえのない経験となりました。
あと3ヶ月で卒業ですが、娘のこの大学3年間での成長ぶりには、本当に驚かされます。
先日は、卒論の中間プレゼンをポスターセッションの形で行ったそうで、こちらは余裕を持って出来たと言っていました。ポスターも褒めていただいたと喜んでいました。
論文完成にはもう少しかかりそうですが、順調なのでしょう。たぶん。
卒業式は、相変わらず暫定の日程発表ですが、今月中には決定しそうです。
ワンピースの上にアカデミックガウンと帽子🎓の予定で、白のワンピースを近所で購入予定だから、日本から靴を持ってくるよう依頼がありました。
夏に再会して、卒業式に出席できるのが楽しみです。