子どもの夢をサポートしたい ~そのために親ができることって何?~
親も子も人それぞれ、子育ての正解なんて分かるわけもなく、自問自答しながら子どもの成長を見守る日々を送っている。その中で、私なりに気づき行っていることについてまとめてみた。
毎日の延長線上に子どもの未来がある。当たり前ではあるが。
1.
子どもの幼少期を振り返ってみる。
気に入っていたおもちゃから始まり、外遊びや家の中での遊び方。好きな色とかデザインなど。 社会性が広がっていくごとに、友達との遊びや交流の仕方、園や学校での作品や普段描いている絵や工作などから独創性や細かさや大胆さなどの違いがみえてくる。性格、理解力、学習面、運動能力、得意なことなど、成長と共に木の枝のようにより細分化されていく。そういった、
持って産まれたこの一人の人間の特性
というものを伸ばせるようなサポートがしたい。
得意なこと=好きなこと、のめり込めること
なのだとしたら、これを生かせる人生であってほしいと願うのだ。
こんな理想は親のエゴかもしれないし、実際好きなことを仕事にするなんてほんの一握りの人間のできることでしょ。なんて、よく聞く話ではあるが、やっぱり大人になって何かしらの強みになったらいいな。という思いは捨てきれない。
そのために何ができるのか。
2.
内面にあるものを外側に出す【表出】 を普段から気兼ねなくできる関係性であること
やりたいこと、行きたい場所、食べたいもの、などの欲求や願望をできる限り叶えてあげたいと思うのだが、その前にまず子どもがそれを遠慮なく言える関係性であることが重要だと思う。
子どもが言いたそうな話の内容を、焦れったくなって親が先に言ってしまう。という事はよくありがちだ。時間を要しても、なんとなく言いたいことは分かっていても、子どもが一生懸命説明することを最後まで聞く。これをいつも繰り返す。そうすることで段々と上達していくし、自分で考えて話すように訓練されていく。
3.それと同時に、
話を聞いてくれる人物として、子どもから認められる存在になる。
子どもからしたら、『説明するのめんどくさ』という日もあるだろうから、そういう日は深追いしない。
自分を表出できるベースがありそれが身に付いていることが、自分の意志を持つということに繋がるのではないか。
4.
本人の意志を尊重しながら習い事を選んだり、自分には合わない。もう続けたくない。となった時は、家族内でよく話し合った後に、本人が先生に理由を説明するように促す。
自分で決めたことは、責任を持って最後まで筋を通す。
これらは、いずれは子どもの夢をサポートすることに繋がる。と考えるが、これから思春期に突入していったり成長段階に応じて自問自答の日々は続く。