性教育のこと

うちには5歳女の子と2歳男の子の子供がいます。

子供たちには小さいうちから少しずつ性教育をしていきたいと考えています。

自分の身は自分でちゃんと守れるように。将来、大事な相手や自分のことを大切にできて、傷付けなくても済むように。

漠然と思っていたのですが、娘も来年から1年生。少しずつ動き出したことをまとめてみたいと思います。

きっかけ

中高生の望まぬ妊娠、コロナ休校で懸念 相談が過去最多           親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する慈恵病院(熊本市西区)の妊娠相談窓口に対し、今年4月に中高生から寄せられた相談は過去最多の75件だった。11日に記者会見した蓮田健副院長は「新型コロナウイルスで長期の自宅待機を強いられる中高生が望まない妊娠をすることを心配している」と述べた。           朝日新聞デジタルより

上記のような、ニュースが取り上げられ社会問題になる中、【一般社団法人 日本おまたぢから協会】代表、立花杏衣加さんという方がこのような状況に動かれ、通常は有料でやっている性教育のセミナーを期間限定で無料公開するということを知り拝見したことです。

昔からの友達が、立花先生がされているセミナーの認定講師として活動しておりFacebookなどで活動は知っていて興味を持っていたのでとても良い機会だということで参加させてもらいました。

内容は言えませんが、とてもわかりやすく子供にもすぐに伝えられるような、素晴らしいものでした!!

読んだ本

最近、よく私が性教育が必要だと思うーということを語っていたら、夫が買ってきてくれました。漫画で書いてあるところが読みやすいと思ったからと決めたそうです。

実際、とても読みやすく話題ごとに細かく分かれているので知りたいところだけ読むこともできますし、3歳くらいから話してあげられるような内容から、自分が知らなかった男性の体のこと、セックスは一体いつからしてもいいのかなども考え方として知ることができました。とてもおすすめです!

娘に話した事

まず、生理について話しました。

女の人の体には赤ちゃんの育つお部屋があるんだよ。そこには暖かい毛布のようなものがあってフカフカしていて赤ちゃんのベッドなんだ、赤ちゃんがいつ来てもいいように準備しているんだよ。でも赤ちゃんが来なかったときには、月に1回お掃除をしてお部屋を新しくするんだよ。毛布を新しくするために古くなった毛布を捨てるのだけど、体の外に出すときに血になるんだよー。それがお尻とおしっこの穴の間にある穴から出てくるんだーという風にお話しました。

娘はというと、しっかり聞いてくれました。まだまだ、わからないと思うのですがこれから何度もこのようにお話をしていって、生理ってネガティブなものじゃないよということを伝えていきたいです。また、息子にも、もう少し大きくなったら同じように聞かせて女の人の体のことを知ってほしいと思っています。

別日ですが、プライベートパーツについても話しました。

「口・胸・おまた・お尻」はとても大事な場所だから、他の人に見せたり触らせたりしたらいけないよ。もし、見せてと言われたり、触られたりしそうになったら大きな声で「やめて」と言うんだよ。もし、お友達で見せたり触ったりする子がいたら教えてあげるのもいいね。と伝えました。

娘は、「お口・お胸・おまた・おしり」を繰り返し、すぐに覚えました。ふざけることじゃなく大切なことなんだよと言うことも理解してくれて、お友達にも伝えようとしたそうですが「みんな笑ってくるんだよ、笑うことじゃないのにね」と言っていました。性教育についての考え方は、ご家庭ごとに違うと思うのですがプライベートパーツなどは基本中の基本ですしとてもシンプルでわかりやすいことだと思うので、娘のお友達などには伝えられる範囲で広がっていけばいいなぁと思っています。

大事だと思うこと

男性でも女性でもお互いの体のこと(心も)しっかり理解しようとする、他人に気を遣えて優しくできる人になること。例えば、生理も射精も人が生まれてくるために必要なことっていうのは、大事なことなんだよ。自分には関係ないじゃなくて、お互いの体のことを思いやれる人になるんだぞと。伝えていきたい。

あなたたちは、存在自体がスペシャルでママやパパにとって、かけがえのない大切な存在なんだと感じてもらいたい。それと同じように、周りにいる人もそこに存在するだけでスペシャルなんだぞ、誰かの宝物なんだとわかってもらいたい。

そんな思いでいるのでした。

まだまだ、親が勉強しないと伝えられないことってたくさんあると思うから、継続して本を読んだりしていきたいなと思います。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!


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