選手と目が合った。なんて言う?
またしょうもないことを思いついたのでマガジンを作ってしまいました。
自分のいる分野によって、よく話すテーマやよく使うフレーズがありますよね。Athletic Trainingを専攻するのとHistoryを専攻するのでは、確実に使う英語表現の幅は違ってくると思います。
そこで、ATの実習をしていく中でよく言うようになったフレーズたちや便利な言い方を、自分のためにまとめました。きっと日本に帰ったら使わなくなって忘れてしまうので、覚えているうちに。
英語ができる人にとってはあほみたいな話かもしれませんが、私は初めて実習に行き始めたころは、本当になんて言ったらいいのかわからないことがありすぎてとっても困りました。ATCやほかのATSと話すことは出来たけど、私のことを何者かわかっていない選手と話すのはかなり心の壁が高かったです。
今回は、ATRに来た選手への適当な声のかけ方です。
やっぱり、これだけ一つのチームとよく関わっていたら、私も選手も名前をはっきり知らなくても互いに顔くらいは認識するようになります。
たとえばATRにいるときに、男子ラクロス部の選手がトリートメントとかリハビリをしに来ている。それに気付いていながら、別に彼らは彼らで何かしてるし、まぁ何かあるまでいいやってスルーし続けていると、やはりその程度の距離感のままで(それでも別に問題ないといえばないので)いってしまうでしょう。
最近は、別に声かけなくてもいいやという気持ちを抑えて、ある意味ちょっと勇気を出して、こんな感じで言っています。
Hi ○○(名前), How are you?
超フツー笑。これはここまで読んでくれた人に失礼ですね。すみません。
さらに
Hey how's going?
これもとりあえず、「お疲れー。」みたいなノリですかね。たぶん。
あと、以前にリハビリの指導をしたり、トリートメントをしたりしてすでに絡んだことがある子には、
How do you feel today?
とかも言います。大体 "Good."って返してくれます笑。
これは何が言いたいかというと、とりあえず何でもいいから声をかけろということです。私これむちゃくちゃ重要だと思います。私はあなたがいることを認識しているよ、ケアしてるよ、何かあったら声かけてね、っていう姿勢を相手に示す第一歩だと思うんですよね。
別に、"Hey how's going?" "Good, how are you?" "I'm good."と、挨拶を2秒するだけで終わって、それ以上何も話さなくてもいいんです。別に全員のテーブルを回って絶対一人ひとりと一日一回は挨拶しないといけないわけでもありません。ただ前を通ったときとか、目が合ったときとかに無視しない。これが、友達でもない、AT仲間でもない、微妙な立場である選手との関係性作りにとって実は一番重要なことじゃないかと思います。
選手に声をかけるようになって気付いたことがあります。それは、選手も意外と私のことを認識している、ということ。私は知っててもとっさに相手の名前が出てこなくて、本当に一言しか言わないときもあります。それでも、"Hi Yuko."って笑顔で返してくれる選手は意外と多いのです。
また最初に挨拶しておけば、何かあった時に私に聞いてきたり、私に何かを頼んできたりすることが増えました。たぶん、無視しているとやっぱり「話しかけるな」オーラが出ていて、選手から見ても声をかけづらいんだと思います。
こうやって文字にすると超当たり前で、ものすごく簡単なことに思えるんですが、毎セメスター全く違う場所に実習に行って、自分の学校でもないアウェイの場所で知らない外国人の若者がワイワイしているところで自分から積極的に別に仲良くもない人に声をかけるのは実際けっこう勇気がいります。
でも慣れれば相手のリアクションも予測できて、緊張してでも頑張って声をかけるほうがいいなと思えるようになりました。
今日はここまでです。