ラッパーが「インザハウス」を「家にいる」という意味で使うことは少ないんだ
ラッパーの「インザハウス」使用例
KICK THE CAN CREW『住所 feat. 岡村靖幸』
この『住所』という曲では、「in the house」は「家にいる」という意味でも使われているようにも思いますが、ヒップホップの曲で「in the house」や「in da house」("the"が"da"になまった、インダハウス)は、「家にいる」という意味で使われることは少ないです。
「in the house」から派生した「in the building」という言葉もあります。
Creepy Nuts『メジャーデビュー指南』
「知ったふりしろ」からの小節の頭文字の音をアルファベットにするとCreepy Nutsになるでおなじみの『メジャーデビュー指南』では、「in the building」が使われています。
「in the house」や「in the building」の意味
"house"も"building"も"クラブ"(もしくは"ライブ会場")を意味しており、「in the house」や「in the building」は「ここにいるぜ」や「いざ見参」、「(ここのクラブに)オレらが登場!」という意味で使われます。
また、"house"が"クラブ"を意味しているもので「rock the house」という言葉もあります。
ラッパーの「ロックザハウス」使用例
KEN THE 390『Rock The House feat. R'kuma,裂固,EINSHTEIN,じょう』
ラジオ好きとしては、火曜22時のWREPを聞いている気分になる『Rock The House』。
「rock the house」の意味
"rock"という単語に"揺らす"という意味があるので、「rock the house」は「(クラブを揺らすぐらい)熱狂的に観客を沸かす」という意味があります。
さて、自分 in the house、家でWREPでラップを聞きながらすごそうかな。
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