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ゴンフィンガーって何ですか?
Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ」のMV、2:51頃からゴンフィンガーをPow!Pow!撃ちながらのプーロー。(プーローはPow!Pow!の空耳な気もしなくもない)
「かつて天才だった俺たちへ」を聞いて
ゴンフィンガーとプーローの部分をレゲエだなと思いながら、ビートを聞いているとドラムとコントラバスとあれはシタールだろうか、きらびやかでオリエンタルな弦楽器の音色。いろいろな音楽を取り入れて、音楽に壁はない感じ、最高。
こんなにAメロBメロサビ大サビそれからCメロみたいな展開をするヒップホップも珍しい気がする。(自分が知らないだけかもしれないけれど。これはバース、フック、サブフックという展開なのかな。)
同じビートで色んなフロウ(歌い回し)で曲を展開できるのがヒップホップの特徴。それゆえバースとフックのシンプルな曲の展開でも多彩に聞こえるのがヒップホップの特徴だと思う。ビートの展開もフロウの展開も多くて、一体この曲どれだけ展開するんだ。
個人的に大好きなのが、ゴンフィンガーの後、Dメロ?何メロ?とか思っている間に、気づいたらそのビートのままサビに突入する感じ。何、あれ、お洒落すぎやしないですか。
歌詞の中で「キャンバス」はなくて「キャンパス」にしているのは大学のCM曲で、あえて「キャンパス」にしているんだろうなってところもお洒落。他にもこの韻が良いとか、多分この歌詞には何か隠されていそうで、味わい深い部分がまだまだ残っている気がする。
毎度毎度どれだけ深くまで味が染み込んだ歌詞を書くんだ。
「かつて天才だった俺たちへ」は、現在も天才なあなたたちと思う一曲。
いや、プーロー。
ゴンフィンガーとプーローの意味!
ゴンフィンガーもプーローも「この道の先 (feat. J-REXXX & R-指定)」で分かりやすい説明がされているんですよね。
ゴンフィンガー
MVの2:15頃〜
R-指定
「J-REXXX兄さん聞きたいんですけどGun Fingerってなんですか? 」
J-REXXX
「それはヤバイと思った時に指のGunを空にPow!と撃つことです」
Gun Finger(読み「ゴンフィンガーまたはガンフィンガー」)
→盛り上がった時に指で銃の形を作って突き上げること。“Pow!Pow!”や“Bullet!Bullet!”など、各々が好きな発砲音を口にする。
ゴンフィンガーとは歌詞の通りヤバイと思った時に指のGunを空にPow!と撃つこと。
プーロー
MVの2:48頃〜
R-指定
「せっかく盛り上がったとこで急にPull up! Come again!ってなんですか?」
J-REXXX
「それはテレビで女優の裸のシーンを巻き戻して見るのと一緒です」
Pull up(読み「プーロー」)
→曲が盛り上がって一旦止める時のかけ声。
Come Again(読み「コマゲン」)
→盛り上がった曲をもう一度最初からかけること。
プーローで盛り上がっている曲を止めて、コマゲンでもう一度最初から曲をかける。J-REXXX兄さんの説明、めちゃめちゃ納得。
ゴンフィンガーとプーローを味わう
レゲエのゴンフィンガーのBullet!Bullet!と、プーローが味わえる一曲。
湘南乃風「Rockin' Wild (Live at 横浜スタジアム / 2013.08.10)」
湘南乃風「十周年記念 横浜スタジアム伝説」のデジタル配信のティーザー映像、めちゃめちゃ楽しそう。
おまけ
冒頭で「かつて天才だった俺たちへ」のプーローを空耳かもしれないと思ったのはガンフィンガーをPow!Pow!している時にさらっとプーローしていたからで、「すれ違い狂想曲」の2:40以降くらいプーローしていたら、プーローしてますねって迷わず断言したんですよね・・・。
(今回はどちらかというとレゲエ寄りでしたが)ヒップホップでよく使われるこの単語を覚えればヒップホップが聞きやすくなるとかをゆるーい感じで不定期で書いているので、フォローよろしくお願いします。
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