オー!リバルがリズム音痴を苦しめる
ポルノグラフィティのライブはとても楽しい。お客さんの一体感とかも含めてとても楽しい。ライブ初心者にもオススメ。
ハネウマライダーでタオルを回したり、ミュージックアワーで変な踊りをしたり、マシンガントークでモンキーダンスをしたり。なんかワイワイしていて楽しい。
ポルノグラフィティにはラテン調の曲も多く、どれもテンションが上がるし楽しい。
ポルノグラフィティの最初のラテン調の曲、サウダージ、
手拍子をしながら楽しむジョバイロ、
手拍子とラララの歌声で盛り上がるアゲハ蝶。
楽しいけれどラテン調ゆえの独特なリズムがリズム音痴を苦しめる。
その最たるがオー!リバル。
アゲハ蝶もオー!リバルもどちらも手拍子と歌声だけれど難易度が全然違う。
アゲハ蝶はイントロとサビで手拍子を打つ。割と連続して手を叩き続けるタイプの手拍子だからズレてもなんとなくごまかせる。
終盤では手を左右に振りながらラララと歌う。一定のリズムで手を振り続ければ良いし、間違えて右と左が隣のお客さんと逆になってしまっても案外、誰も気にしない。ラララの音程を間違えてしまったとしても気にしない。
オー!リバルはサビで手拍子を打つ。サビの昭仁さんの歌と歌との少しの間での手拍子が難しい。ついつい昭仁さんの歌声に聞き惚れて手拍子を忘れてしまう。途中で気がついた頃には残りの手拍子は2拍ぐらいしかなく、そう言う時は焦りを見せずに”真剣に聞いてる時は手拍子はしないタイプの人間ですよ”感を醸し出すようにしている。
途中までは"手拍子しないタイプの人間ですよ"感を醸し出すぐらいの余裕があるけれど、その余裕すらなくなるのがラストのサビ。2番のサビ以降ずっとオレオレオを歌い続ける。ギターソロの間もオレオレオを歌い続ける。ラストのサビで昭仁さんが歌っている間もオレオレオを歌い続ける。その時も昭仁さんの歌と歌との少しの間での手拍子を打つ。
それがリズム音痴を苦しめる。手拍子に専念するか、オレオレオに専念するか、昭仁さんの歌声に専念するか、はたまたスクリーンにたまに映るオレオレオを歌いながらギターを弾く晴一さんに専念するか、何をどう処理すれば良いのか分からなくなって、リズム音痴は何もできない自分隠して、本当を失くす。
なぜリズム音痴がオー!リバルをライブで楽しむと、こんなにも苦しいのでしょう。
ポルノグラフィティさん、リズム音痴を苦しめない感じのラテン調の新曲お待ちしています。もっと言えばラテン調に限らず、新曲お待ちしています。
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