【みこAI】将来AIに仕事を奪われるかどうかは、チューリング、ノイマン、ゲーデルだけが知っている
宇宙論が続いたので、しばらく人工知能論を書いてみようと思います。
(^~^)
この世が仮想現実だとするのなら、仮想現実の仕上げはやっぱり、ロボットの人間化でしょう。そして、人間化されたロボットはルンバじゃないので、意識もあり、思考することも可能です。それを追求しないことには仮想世界論は画竜点睛を欠くことになります。
宇宙論の後半で何回か参照したこの本でも、そう書かれていました!
人工知能を知るのに、「機械学習」とか、「グーグルのやっていること」とか検索してもムダ
人工知能を知るのに、「機械学習」とか、「グーグルのやっていること」とか検索してもムダです。あれは、あくまで工学的な人工知能ですから、はっきり言うと、あれは人工知能研究でもなんでもありません。人工知能の探究は脇においておいて、それっぽいのを作ってるだけです。
人工知能って何かな、というところを勉強するには、アラン・チューリングという人と、フォン・ノイマン(量子力学のところでも出てきました)、さらに、クルト・ゲーデルを勉強しないと無理です。この3人は人文系の人ではなく、理系学者ですので、必ずしも原書を読まなくてもいいのですが、この分野はトンデモ本の宝庫でもありますので、注意も必要です。
この三人を押さえておけば、今流行りの量子コンピュータのことも、もちろん理解できますし、AIはいつか人間の仕事を奪ってしまうのだろうか、というもっとも知りたいことも、ちゃんと分かります。
逆に言えば、「機械学習」とか、「グーグルのやっていること」とか検索しても、そういういちばん大切な、本質的なところはまったく分かりません。ネットを調べて人工知能とはそもそも何なのか、自分たちの生活にどんな影響があるのか、というのは、まったく答えがみつからないと言い切って良いと思います。
AI三人衆理解のためのおすすめ本はこれです
では、どんな本を読むと、将来AIに仕事を奪われるかどうかも分かり、ロボットが意識を持つのかどうかも分かり、人間と敵対する可能性があるのかどうかとか、自分の霊をロボットに移植できるのかとか(これは、三人衆に加えて、ロジャー・ペンローズも入れないとだめかな)分かるのでしょうか。
解説書なので、書いている人は一人に絞ったほうがいいと思いまして、次のラインナップを推薦します。
上記2冊は、ゲーデルとチューリングをいっぺんに論じているのですが、時間短縮という理由だけではなく、これが本当に素晴らしい、ベストの方法だと思いました。この二人はいっぺんに理解することで、もちろん最短時間で、そして、もっとも深く理解できる(とくに初学者は)と思います。フォン・ノイマンは記述量が少ないのですが、良いことを書いてありますので、そこを中心に専門書でみこちゃんが補います。
ペンローズ著となっているのですが、茂木健一郎さんと竹内薫さん(竹内氏は最初の2冊の著者)も、かなりのボリュームを書いています。この本の中でのゲーデルへの言及は非常にレベルが高く(難しいという意味ではなく本質的)、かつ非常に分かりやすい、という離れ業になっています。
この3冊を紹介しながら書いていこうかなと思います。
(^-^)
〜٩(ˊᗜˋ*)وPythonプログラミングでAIも作ってみよう!
実際にAI研究者としてAIをやっていくには、数学なども必須ですが、上記の将来AIに仕事を奪われるかどうかも分かり、ロボットが意識を持つのかどうかも分かり、人間と敵対する可能性があるのかどうかとか、自分の霊をロボットに移植できるのかとかなどの、ふつうの疑問に答えるには、数学はいりません。
でも、この【みこAI】シリーズでは、理論だけじゃ面白くないので(なぜかみこちゃんのnoteお友達には理系が多いしね)、しかし、文系の人は数学は嫌いな人が多いと思いますから、数学は使わずに、プログラミング言語のPythonを使って、説明もしてみようと思います。
あまり、noteで言ってこなかったのですが、みこちゃんはプログラミングも趣味の一つで、簡単なおしゃべりロボットAIくらいならホイホイ作れます。プログラミングは好きなので、暇な時頭の体操のため作ってます。
Pythonは無料で今、この記事見ているパソコンに(スマホはさすがに無理)ダウンロード出来ますので、一緒に動かしてみませんか(^▽^)。動かなかったらコメント欄に書いてくれたら動くまで教えます。
せっかくなので、その辺りも書けたらいいなと思います。