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第9回 大切なことはChatGPTではなくまず顧客に聞く

 みかでーす(^-^)。
 何やらお姉ちゃんのChatGPTの歴史っていう連載があったので、暇してました。でも、その話と関わりあるみたいですね。

 マンガの工夫としては、小林先輩の魅力を出そう!と思いました。おちゃめで、今回なんて、社長に対して「良いこと言うね君」みたいに言っちゃうのだけど、やっぱりビシッと筋が通っている、という感じを出したかったです。

 どうかな……。


 ここは、お姉ちゃんが連載記事で書いていたところです。ちょっとマンガに盛り込むには複雑すぎるので、ぜひこの内容については興味を持っていただけた方はこっちに飛んでください。


 マンガでは、ややこしいところはすっ飛ばして良いってことで、先に進みます。


 お姉ちゃんのみこちゃんです!
 みなさまこんにちは(^-^)。

 シリーズ「ChatGPTの歴史」では、RLHFの重要性についてしめくくって終わりました。

 では企業でChatGPTを使いこなす場合、そのHF、人間によるフィードバックとはどういうネタでやったらいいのでしょうか。

 それが今回の漫画のテーマです。

 ここで「ChatGPTの歴史」第3回のこれを思い出してくださいませ。

 この最終判断を、小林先輩、社長以下すべての人が頷いたように、顧客視点でRLHFするのが、企業でChatGPTを使いこなしていく今後の方向性である、とみこちゃんは確信しております。

 つまり、上の質問文最終チェックを我々は本当に顧客の悩みの解決ができているか、という点からRLHFでChatGPTを鍛えることが、企業のChatGPTの王道中の王道、進むべき正しい方向性であるということです。

 上のチェック質問文を例えばこう変えれば、自社でChatGPTを使いこなす、鍛え直すことが可能になります。

■顧客のニーズだけでなく、潜在的欲求インサイトを汲み取っているか
■専門家でない顧客に分かりすく問題解決を提示できているか
■関係のない話が入っていないかどうか
■ネガティブな要素を強調しすぎていないか、もしくは、ネガティブな要素を跳ね返すだけの魅力を提示できているか
■金銭的、納期的な問題をクリアできているか
■目先の利益に囚われて長期的に有害なアドバイスをしていないか
■コンプライアンスに沿った社会通念に合致した提案になっているか

 って感じです。
 これは、私がコンサルするなら、もちろんこの小林先輩の社員さんがお客さんになるわけですから、お客様にどんな風にChatGPTをRLHFで鍛えたいかをヒアリングしてもっと良いものにするわけですね。

 これが、私の考えるChatGPTコンサルです。

☆正確にはChatGPTはモデルそのものの改変や、追加学習を自由にすることができませんので、実際にはChatGPT相当のオープンソースモデルを使うことになります。

 全社的な経営方針、価値の優先順位などを再度明確化することが必要ですから、当然プロジェクトチーム、タスクフォースを作っていただきます。これこそが、この回で問題提起した個人の趣味を超えて会社全体でChatGPTとどう向き合うか、に対するコンサルティングを生業とする私なりの一つの回答になります。

 大切なことはChatGPTではなくまず顧客に聞く。そしてChatGPTをパワーアップ、カスタマイズすることが大切です。そうすれば、自社の強みをどんどん学習するとてつもないAI顧問ができあがります。

 さて、漫画の方も終盤が近づいてきたようです!
 
 妹も頑張っているようなので、引き続きご贔屓に願いますです。
 (^-^)

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