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ラニバ30thツアー 全体&yukihiroさん総括
改めて…ラルク30周年ツアー、全19公演、無事完走しました!
㊗️全通‼️🎉
9月に大阪でスタートしたときは、チケットの当落も開催状況も見えなくて、本当に手探りだったけど、2020年2月にMMXXツアーが中断してから1年半、少しずつみんなで積み上げてきたものの集大成が、代々木のフルキャパ収容での開催に繋がったのだと思います。
最終日がスタンド席の端の方だったこと&センターステージのおかげで、声は出せなくても、ひとりひとりが放つ星のような光の海のど真ん中で、大切な人たちが輝く姿を目に焼き付けることができました。
最終日のレポにも書いたけど…
てっちゃんが「ラルクを好きになってくれてありがとう」と言ってくれたけど、私たちこそ、ラルクをつくってくれて、続けてくれてありがとう。
30年、あなたたちが虹として輝き続けてくれているから、私たちはそれを支える空でいられた。
たくさんたくさんいろんなことがあって、泣かされたこともたくさんあって笑、でも、今、30年で一番幸せな時を一緒に過ごすことができて、本当に幸せでした。
そして、大阪が終わった直後にTwitterには書いたんだけど…
本当はMMXXツアーの途中で思ってて、でも誰にも言えなくて、最後まで見て答えを出そうと思っていたことがあります。
でも、それが途中で途切れてしまって…
そのまま、ずっと自分の中で放置せざるを得なかったのだけど…
あれから1年半。
30thラニバの大阪3DAYSを見て、それは確証になりました。
MMXX以降の、yukihiroさんのDrの変化、です。
この前、hydeが、清春とchannel talkやってた時に、D'ERLANGERのこと話してたんですよね。
自分があの中に入って歌った時に、全員が生々しくて、ステージの中でガチンコでぶつかってて、それがスリリングで、ギリギリ成り立っているのがかっこいいって。そのときは、だからkyoさんすごい!って話だったんだけど、Tetsuのドラムについても、その生々しさというか、エモーショナルさがすごいってコメントしてたのね。
私は、どうしてもTetsuのドラムが好きじゃないんだけど(だからこんなにkyoちゃんが好きなのにD'ERLANGERのライブに行けない…)、そこは賛同できるなと思いつつ、なんとなく、MMXXのyukihiroさんのドラムを思い出していました。
それは、「ロボットのように無機質なAndroid」から、言うなれば、「ほぼ人間にしか見えない有機体のAndroid」に変わったかのように感じていたから。
いや、これまでもね、ときどき、そういう一面は見たことはあるのです。
でも、今回は「一面」なんかじゃなくて「全面」…これまでに見てきたいろんなバンドでのyukihiroさんがすべてが集まったような叩き方、音、フレーズになってて…でも、もっとずっと進化してて。
正確さやタイトさはそのままに、音がちょっとだけアンビエントになって、タイム感もほんの少しなんだけど揺れる。
5月のラピバ@幕張もラニバ@大阪も、yukihiroさんのドラムを聴き込んで慣れている人ならきっと違和感を覚えるくらい、リズムも音も、これまでより幅があったと思います。
でもそれはけっして嫌なブレ方ではないんですよね。少なくとも私の生体リズムと0.25秒もずれることのない、とても心地いいグルーヴ感は、30年前からずっと変わってない。
そこに、柔らかなファジーさと硬質な荒々しさが同居し出して、もう神の領域…ってこと。
…そうなった原因…というか、理由というか…を、ずっと考えていたのです。
が、はいちゃんの話を聞いて、もしかしたら…もしかしたら、だけど…
空想や妄想の域は出ないんだけど、でも…
yukihiroさんは、ラルクの進化のために、メンバーそれぞれの想いや心意気に、改めて自分を揺らしてでも応えようとしてくれているんじゃないだろうか。
そういう生々しさとか、バンド感とか、4人で起こすリアルな化学反応とか…
いろんな意味で「今」だから。
23年前にラルクに入った時に、語っていたこと。
そして 2008年L'7の時にフランスで語っていたこと。
たぶん、yukihiroさん自身は全く変わってないんだと思う。
自分が入ったことでもっとかっこいいバンドにしたい。
自分が叩くことでもっとよくなったと思ってもらいたい。
本当にすごい3人だから。
…それを改めてステージから感じられた気がして、とても嬉しかった。
もうひとつ。
yukihiroさんのdrumming、もちろん叩いてる背中も腕も指先のスティックワークも大好きなんだけど、実はキックがすごく好きなんですね。
バスドラってフロントの振動が見えるし、打音の強弱や細かさからリアルに足の動きを感じられて、とても生々しいというか…
それは私が変態パーツヲタだからなのか…笑
なので、背中始まりの、下手斜め後ろ辺りの席が、わりと至福でした。
スタンドからだと、もう少し真後ろめでも、足(と腰)の動きが見えるから、鼻血出そうでしたけど笑
正面の時は、王道ですが、やっぱりちょい上手寄り。
でも下手サイドもフロア叩くときの振り向き横顔見られるからなあ…
ああ、やっぱりセンステ最高だったなあ…という結論でした笑