『雑記』二つのゲームを作ります
こんにちは、同好のみんな!
今回はいつもと違ってちょっと日記調の記事になる。
いつもは1000年から2000年程度昔の古き時代を訪ねた記事を書いているから、たまにはちょっとした未来について記事を書いてみるのも面白いと思ったんだ。
では、今回もよろしく頼む!
ソロジャーナルを作って
先日僕は、ソロジャーナルゲーム『スカウトマン』を配布した。とても嬉しいことに多くの人が記事を見てくれたみたいだ。ありがとう!
スカウトマンはミニチュアを選ぶ楽しさを教えてくれた6月のハーミットインラジオと、僕自身のRPG経験を重ね合わせて作成したゲームだ。
やはり、お話を作るのは楽しい、もっと言えば僕はお話の土台を作るのが大好きだ。その楽しさを込めたゲームになったのならとても嬉しい。
ロメロのゾンビ
話は大きく変わるようだが、君は『ドーン・オブ・ザ・デッド』というゾンビ映画をご存じだろうか。今では新作にお目にかからない年はないと言えるほど人気なゾンビ映画だが、その草分け的作品がこれだ。
監督はジョージ・A・ロメロ。彼の描く無機質な恐怖としてのゾンビは非常に人気がありロメロゾンビと呼ばれたりもする。
僕は彼の作劇法が大好きなんだ。
彼はゾンビ映画を水槽に例える。まず水槽の中に建物や人物、人間関係を配置し、そこにゾンビという設定の水を流し込むことで自然とお話が形成されていく。それをカメラで追いかけるようにしてストーリーを作るんだ。
そこにあるのは強固な設定だけ、そこにランダム性と必然性で押し寄せてくる圧力を加えることで、化学反応の様にストーリーができていく様は、緊張感と納得感に溢れており心の底から興奮する。
よくパニックホラーで用いられる作劇法だけれども、ドキュメンタリーテイストなこの方法は、アクション、ロマンス、アドベンチャーと幅広いジャンルで見ることができるね。
RPGでもこのような方法で作るシナリオは多く存在しており、『箱庭系』なんて呼び方をしたりするよ。
設定づくりはまるでジオラマ
ゲームが動の部分、アクションであるならば、設定づくりは静の部分、ジオラマである。僕はどっちも大好きだ。
その観点で言えば、僕らが好きなミニチュアペインティングはゲームというアクションに向けた舞台装置の設計とも考えられる。ミニチュアの背景設定を作ることは、いわば舞台装置の設計図と言えるかもしれないね。
両方の楽しみを知ったので両軸で作りたい
さて、ここでタイトルの話、少し未来に向けた話をしようか。
『スカウトマン』を作成していく中で、この舞台装置の設計図づくりについてもっと楽しみやすい方法、もっと良いアイデアがあるんじゃないかと感じた。それもできればそのあとの『動』、デスオアグローリーにつながっていくようなものがいい。
まだアイデアベースではあるけれど、ロメロの世界のような素晴らしい設定を味わえるようなそんな独立型のゲームをリリースしようと考えている。具体的にはオールドスクールファンタジーの世界を闊歩する小隊を設計する、名付けて『Land Walker』というゲームだ。
併せて、動の方向、デスオアグローリーもゲームを作っていくつもりだ。もうアウトラインまでは作っているのだが、第二弾となるクエスト『吸血魔導士の呪い』をリリースする予定だ。
今後の方針がしっかり決まったので、今とても満足な気持ちだ。
やはりホビーは楽しい。僕のホビーで楽しくなってくれる人がいればもっと楽しい。
是非引き続きよろしく頼む!
では次の冒険でまた会おう!
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