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「アンサング・シンデレラ」

この業界がスポットを浴びるのは、いつぶりだろう・・・・?

2010年に「おとうと」と言う映画が公開された。薬局を営みながら娘を育てるという人間模様が描かれた、山田洋次監督作品である。

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なんと、あの吉永小百合さんが主演だ。(薬剤師像が美人なのはうれしい)

そして、テレビ至上初の薬剤師が主人公連ドラが今週木曜日から始まる。

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葵ママレさんのこの作品が2018年12月に発売された時に、すぐに購入して読んだ。私自身、病院薬剤師の経験がないので、描かれている場面がいつも新鮮である。

最初のテーマにもなっている、子供がお薬を嫌がるお話、私たちには当たり前のあるある話なのだが、こういう形でわかりやすく書かれていると(ドラマでも描かれるとうれしい)子育てママさんの苦労もよくわかるし、よりいっそう薬に対して真摯に向き合う私たちを理解していただけるのではないか・・・と・・・

(きっとジェネリック医薬品のお話もあると思うので、いまいちよくわからない方はぜひ、見てください!)

このドラマに過大な期待をしている同業者はきっと多いにちがいない。

最後に、この医療原案者の富野浩充先生の紹介を少し。現役の病院薬剤師さん、だけど、物書きが夢だったそうで、ライターとの兼業をされている。私がよく読む、いくつかの雑誌にもコラムをあげられたりもされていて、いつも楽しく拝読している。

補足:アンサングとは・・・いろいろ見てみたが、影の英雄、縁の下の力持ち、などとの意味で落ち着くようだ。そういう存在になれたらよいと思う。


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