敗者が適者になるとき

進化の過程。

海の中での生存競争が苛烈を極めたため、肺魚の一部は陸上に上がりました。

勝ち組とは程遠い生物が生存を繋ぐ場所といったらそんな辺鄙な場所になるものです。

私の観察対象に「山奥ニート」なる人々がいまして、「竹林の七賢」か?

と思い、観察をしていました。

まあ、私に似ていたと思うんですよね。人のいない場所にあえて向かってしまうところが。

http://banashi1.hatenablog.com/entry/2020/05/09/182559

こんにちは。「山奥ニート」です。
山奥ニートとは読んで字のごとく、山奥でニートしてるということです。
毎日おひるに起きて、人のいない限界集落を散歩したり、鶏と戯れたりしています。
僕は山奥で一人で暮らしているわけではありません。
いつもは十数人くらいで共同生活をしています。
(今は新型コロナの影響で鎖国していて、もっと少ないです)
共同生活と、限界集落の家賃がゼロの物件に住むことによって、生活に必要なお金を減らして、働く時間をできるだけ少なくする――これが山奥ニートの基本的な考えです。(引用)

都会で感染爆発が起こり、失業や在宅勤務が増える中、注目される生活になりました。問い合わせが増えてるとのことです。

やっとですよ。価値観の大転換が起こってる。たくさん稼いでたくさん所有するたくさん消費するばかりが正義ではないって気づいていても、ほとんどの人間が蓄財ばかりを追い求める世情では、イマイチ説得力がなかったかもしれませんが、実はもうとっくにそんな時代は終わっていて、このコロナ騒ぎでやっと目が覚めたのかな、現実が見えるようになったのかなとそんな思いもするのです。

私なんかは、もう数年もすれば半世紀生きているということになるので、今の若者があのバブルの浮かれた時代を全く知らず、全くの恩恵にも与れなかったのも不公平な気もしますが、知らないのが事実なので失われた〇〇年からのずーっと延長している現代がまぎれもなく若者の正史なので口を挟む余地はないわけです。

なんつー私も立派なロスジェネ(氷河期に生きたマンモス)な訳ですが、みんながカワイソカワイソと言うよ。

だがしかし、学歴とか男尊女卑もそんなの関係ねーと生きてきたので、ロスジェネもそんなの関係ねーと生きている人間なので、収入の差とか出世のスピードとか。

マウントとりたいバカと言われれば否定はできないんですが、負けた気は全然しません。

データベースエンジニアをしていましたので、最適化という言葉を知って、意味を知って、自分なりの最適化を考えて行動して生きてきた結果が今住んでる場所であり、仕事である訳です。

まぶしくてうるさい都会を去っても、同じかそれ以上の稼ぎ、たとえ寝てても変わらず稼ぎ、コストの安い(と思われる)生活をする。だけど、なにも我慢も諦めもするつもりはない、わけです。

でも、病気と歳には勝てないかな。

最適化(さいてきか、Optimization)とは、関数・プログラム・製造物などを最適な状態に近づけることをいう。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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