2022年の29冊目『トカイナカに生きる』
2022年の29冊目(7/3)
神山典士『トカイナカに生きる』文春新書(2022年)★★☆
いま住んでいる地域は、著者のいう「トカイナカ」に該当するのではないかと感じている。ウィークデイは毎日東京に通い、週末は近所の農園の一角を借りて野菜作り。2020年のコロナ後もテレワークとはほぼ無縁で生きてきたが、明らかに、仕事への向き合い方は大きく変わったように思う。早朝に家を出て早めに帰宅する生活、テレワークでなくとも1日の自由な時間は増えた。週末に野菜作りをしようという心の余裕も出てきた。今の自分は、仕事を続けながら「地域」で生きていく準備を少しずつ進めている感じ。
本書で紹介されている事例はどれも興味深い。私の母校(高校)がある町が紹介されており、大変うれしく感じた。