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見習いたい92歳の祖母の楽しみ

私の祖母は92歳。

90代には決してみえない見た目と元気さと体力のあるスーパーおばあちゃんです。

どれだけ元気かっていうと、10キロのウォーターサーバーのボトルを自分で運んでセットするくらいすごいです。超人です。

歳をとることも楽しんで誇りにしているようです。80代の近所のおばあちゃんと話して、「私の方がお姉さんね。」と喜んでいました。

若い頃から他人に見返りを求めず、真心で生きている祖母。

神様から健康という何物にも変え難い幸せをいただいている祖母の考え方が本当に素敵で、ここに記すことにしました。

新生児を抱えて離婚して人生のどん底、働きもせずに泣き暮らして実家に1年ほど居座っていたことがあります。

祖母と思いもかけず一緒に暮らすことになった私。

「今日も明日も生きていても楽しいことが何もない。」と祖母に嘆いたことがあります。

「私は明日、ゴミの日が楽しみよ。」と祖母。

は?ゴミの日が楽しみってどういうこと?

と思いましたが、数日間溜まった家中のゴミ箱のゴミを集めて外に出してスッキリすることを、毎週楽しみにしているということでした。

そんな人生何気ないことを楽しめる人ってこの世界にどれだけいるのでしょうか。

ゴミの日に関わらず、どんな小さなことも、祖母にとっては幸せなのだと思います。

祖母はよく「私は幸せだ」と呟いています。

小さなことも楽しんで幸せを感じて、心も体もいいように90年以上使ってきたらから、90歳を過ぎても元気なのかもしれません。

私は90歳まで生きれるか、生きてたとて祖母のように元気でいられるか、なかなか難しいと思いますが、まずは少しでも祖母の考え方を見習ってみようと思いました。




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