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羊毛から帽子を作る

羊毛を使って、ベレー帽を作るワークショップに参加してきました。

その手順を、備忘録として記しておきたいと思います。

  • 準備するもの

    羊毛 60g
    洗濯ネット
    型 発泡ウレタン製の柔らかいもの
    ぬるま湯
    小さなジョウロ
    液体石鹸
    タオル
    ハサミ
    作業用の大きめのバット

まず、30gの羊毛を、直径35㎝ほどの丸い型に均等に乗せる。

その上に、洗濯ネットを被せて、そこへ液体石鹸を少量垂らしたぬるま湯をかける。

手で優しく押さえながら、全体にお湯を染み渡らせる。

ここから、羊毛をフェルト化させていく作業に入ります。

お湯が染み渡った羊毛を、洗濯ネットの上から、手のひらで優しく撫でる。

何度も、何度も、ひたすら優しく、優しく・・・

撫でること10分くらいでしょうか。

洗濯ネットをめくってみて、羊毛ネットに絡みつくようになっていたら、羊毛がフェルト化している証拠。

ナデナデ終了のサインです。

型からはみ出た羊毛を、型の縁に沿って折り返し、ひっくり返します。

そして、再び羊毛を乗せ、同じ作業を繰り返します。

この時点で、型が、フェルト化した羊毛に包まれている状態になっていますので、この型を取り外す作業に移ります。

フェルト化した羊毛を、タオルに包んで、手のひらでコロコロと転がします。

力を込めて転がし、方向を変えて、転がす作業を繰り返します。

この作業によって、フェルト化した羊毛が縮んで、型から浮いたような状態になります。

そのような状態になったら、真ん中を直径12〜13㎝ほどの大きさで、ハサミで丸く切り取ります。

丸く切り取った穴から、型を取り出します。

ここからほ、いよいよ帽子の形を作っていく作業になります。

型から取り出したものを、タオルに包んで転がします。

穴を自分の頭が入る大きさに調整しながら、また方向を変えて、全方向から転がします。

時々、被ってみながら、それぞれ自分の好みの形を作っていきます。

そして、出来上がった帽子。

それぞれ、自分に似合う羊毛の帽子が出来上がり、大満足。

やさしい手仕事の時間を、分かち合い、過ごすことが出来て幸せでした。

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