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「人の暮らしが自然の営みの一部となる方法」

 ヘチマタワシを使い始めて、かれこれ9年くらいになるだろうか。

 あるもので暮らしを紡ぐ生活は、

「人も自然の営みの一部として生きている」

と感じられる大切な要素だと思う。

 畑から直送のタワシなんて最高だ!
と、私の魂がよろこんでいる。

 しかも、ヘチマタワシは、今まで使ったどんなエコタワシよりも優秀だと私は思っている。
 まず、水やぬるま湯だけで汚れがすっきり落ちて、タワシがギトギトにならない。
 そして、ヘタってきたら畑にポイすれば、土に還る。

 ヘチマタワシは、誰にでも、びっくりするほど簡単に作れるのだけど、私が作るときには、私独自のこだわりもある。
 それは、ヘチマを一気に収穫しないで、ひとつひとつ実の熟れ具合を見ながら、それぞれの適期に少しずつ収穫していること。

収穫したヘチマたち。
黄色く色づいて茎が枯れてきたら頃が
ちょうど良い。
最初の収穫だったので、少し遅れてしまったものもあります。

 だから、繊維がしっかりとしていて、美しく、そして長持ちする。
(9年間の試行錯誤のたまものと自負してしる。)

 今年は、この美しいヘチマタワシを販売する予定なので、よりやさしい気持ちで、畑のヘチマたちと向き合っています。
 販売用のラベル作りなども楽しみたいと思っています。

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