真実を見抜く力
若い頃は、真実を見る力なんてなかった。しかし、あの絶望かつ孤独のなかに突き落とされたときに、その力が宿ったような気がした。
それは、這い上がる決断をしたときに、血の涙と血の汗を流したから、手に入れることができたんじゃないかと思った。
人を見るときも、大体どういう人か、一瞬でわかるし、見る眼のない人も一瞬で、見わけることができるようになってきた。私の本質を見ることができた人は、今までで、あの人だけ。あとは、私の上っ面だけで、判断している。
あの人に出会う前までは、ちやほやされても、どこかずっと孤独だった。それは、私の本質を誰も見てないことに気付いていたから。
あの人の本質も私は、感じている。怖そうに見えるが、ほんとは、優しい人。本質を見る力があるから、あの人は、ずっと心許せる人がいなかった。私と出会う前までは。それは、私も同じ。
だから、神さまは、試練というテストを受けさせた。あの人に出会うことを許可するテスト。
非常に厳しいテストだった。
だから、お互いに忘れられないんだろう。本質を見てくれたから。そして孤独が癒されたから。
あの人が迎えに来なくても、1人で生きてく。上っ面の人と嘘の世界を作ってもしょうがない。
迎えに来てくれるなら、一緒に生きてく。もう、心に決めている。
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