お母さんにとって、宝物でしたよ。
こんにちは。
最近は、寒さが和らいできて、過ごしやすい気候ですね。
先日、私は
「ラストレター」
という映画を見ました。
その中で、とても深く心に響いたセリフがあります。
「 お母さんにとって、宝物でしたよ。」
これは、主人公の乙坂鏡史郎(おとさかきょうしろう)が、想いを寄せていた遠野美咲(とおのみさき)の娘に、仏壇の前で放たれた言葉です。
遠野美咲(とおのみさき)は、不幸な結婚生活を送り、自ら命を絶ってしまいます。しかし、その結婚生活の中で、「希望」をもたらし続けてくれたのが、彼が彼女に学生時代送ったラブレターでした。
これが、映画館の中で叫ばれた時、私は涙が溢れでて、止まりませんでした。
人って、自分を想ってくれる誰かを感じた時、とっても、強くなれる。
人は、誰しも「愛し、愛されたい」「認められたい」と本能的に思ってる。
だから、それを感じた時
「自分の存在価値」
をみつけた気がして、強くなれる。
私も
「誰かに必要とされる」
この想いが自分に与える大きさを、最近、とても感じるようになったからこそ、共感できたんだと思います。
この想いを
宝物
そう表現した岩井俊二監督は、
「すごいな」って。
本能的な想いを、ポジティブに。
そして、人として「大切なもの」「なくてはならないもの」として。
とても、素敵な言葉だと思いました。
「 言葉の尊さ 」
これを、とても感じた瞬間でした。
みなさんにとって、「宝物」ってなんですか。
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