展示「未来の自分へ贈る、小さな君との日々のこと」を終えて。あなたの中にある大切な時間を思い出してもらえたとしたら
SPBS TOYOSUさんと自由丁さんと共同開催した展示「未来の自分へ贈る、小さな君との日々のこと」が本日終わりました。
【自分の絵の存在意義】
展示を終えて、実感したこと。
私は、自分の絵を見てほしいのではなくて。自分の絵を介して、その方の中にすでにある「大切な何か」に気づいてもらえたり、思い出してもらえたら、それは私にとって本当に幸せだということです。
あるひとは、「おばあちゃんの家の小道で遊んだことを思い出した」と言ってくれました。
あるお孫さんがいる女性は、「なんでもお口に入れるお孫ちゃんにそっくり。お孫ちゃんに絵を贈りたい」と。
ある学生さんは、「お母さんお父さんも、こんな風に自分を見ていたのかな」と。
ある女性は、「生まれてくる赤ちゃんもこんなほっぺかな」と。
ある男性は、「自分には子どもがいないけれど、日常の尊さに気づけた」と。
思い思いに、ご自身の大切な人や大切な時間を口にしてくれました。
宝物は、すでに皆さんの中にある。
自分の絵は、その大切な何かを思い出す、ちょっとしたキッカケになれたら、
それだけで十分で、それこそが存在する意味なのだと思いました。
【自信は、私から生まれたものではなく、もらったものでした】
今回の展示は、私にとって節目の展示でした。
自分の夢を見つけ、その夢を歩き出す第一歩です。
3ヶ月先、1年先、10年先、50年先は何も保証のない道を歩き出しました。
そんな中、「応援しています」の一言に、私がどれだけ勇気をいただいているか。
私は私に自信を持てている訳ではないけれど、私が信じる方たちからいただいた応援の声は信じることができます。
時間をかけて遠くから足を運んでくださった方々、作品を目にして涙してくださった方々、来れなくても応援の声をかけてくださった方々、前職でお世話になり会場まで駆けつけてくださった方々、SNSでエピソードに投稿してくださった方々の声を信じることができます。
「いつか描いてもらいたいです」の気持ちに答えられるよう、そのいつかの日まで絵を描き続けたいと思います。
絵を見てくださったり依頼してくださる方々は、決して「消費者」でも「フォロワー」でもない。
一緒に、それぞれの人生を歩み、大切なものに目を向けながら、歩んでくれる伴走者のような存在です。
https://twitter.com/recarohikaru/status/1674651075826319360?s=20
今回は、自由丁の店長夕紀さんと、詩人でオーナーの小山さんと、そしてSPBS TOYOSUの関さんと初谷さん、杉本さん、自由丁とSPBS TOYOSUのスタッフの皆さんと展示会を作り上げました。
小山さんの言葉と共に展示いただけることで、絵では描き切ることが出来なった想いまで表現することが出来ました。
私一人では、到底作り上げることが出来なかった展示を実現することが出来ました。本当に有難うございました。自由丁さんとSPBS TOYOSUさんへの想いは、また改めて綴りたいと思います。
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サポートいただいたら息子とのお出かけに使いたいと思います、そしたらまた絵を描きたいと思います✨