おかあさんへ(2)
おかあさんと会えなくなってから今日でちょうど半年が経ちました。病院に入院して手術後、入院先を3か月ごとに変えては歩けるようになるためのリハビリにがんばっているおかあさんは本当にくじけない強い人だと思います。
おとうさんと今は二人暮らし状態ですが、たまに毒は吐くけど基本的にやさしいおとうさんが、まるでおかあさんが乗り移ったかのように私にたいして不機嫌な態度を取るようになってきました。
周りが不機嫌になる原因は、私が先に不機嫌になり怒りの感情を爆発させることにあることを、あらためて知ることとなりました。
アンガーマネージメントや克服するためのアサーティブネスなどの訓練は積んだつもりでしたが、「つもり」でしかなかったことを痛感しています。
明日メンタルクリニックに行き、強力精神安定剤を処方してもらう予定です。ただ、それを飲んでしまうと、寝たきりになってしまいます。
また寝たきりになるのは、嫌なんです。だけど、私の怒りの発作のせいで、周りが不機嫌になるのは怖いので、仕方がないかなと思っています。
おかあさんはきっと、「過保護に育てたから…」と思うかもしれませんね。私はおとうさんやおかあさんにずいぶんと守られているのだと実感することが増えました。
だけど今、おかあさんはそばにいません。お見舞いも拒否しているそうですね。私だけでなく、おとうさん以外の人はすべて拒否。さびしいです。
甘ったれで、ごめんなさい。おかあさんが無事に家に帰ってこられるように回復を願っています。