わたしたちは無痛恋愛がしたい
友達がInstagramに
「子どもがいながら自由(仕事も含む)にさせてもらって旦那さんの理解がないと出来ないよー」
休みの日に旦那が子どもをみてたりすると
「日曜に毎週子どもみてもらってたら旦那さんに捨てられるよー」
と言われたり
こんな攻撃的な言葉に作り笑いで耐えてる人たちが死ぬほどいるんだろう。
と書いてるのをみて死ぬほどいる中の1人だった私はこの投稿を見てハッとしたのと心の中にあったゴミ箱のような嫌なことをいれるBOXの蓋が開いてドバーっと過去の閉じ込めてた感情たちが出てきました。
最近だと「お母さん」というものになってから心のゴミ箱の容量も大きくなった気もします。
初期お母さん時代に「お母さん呪縛」に怒りや疑問をよく持っていました。
例えばお母さんは派手な格好をしないとか、飲みに行かない、夜に出かけないなどなど
授乳も終わり久しぶりに街へ出た時に知人たちから
「飲みに出て大丈夫なの?まだ赤ちゃんじゃん。旦那がみてるの?優しい旦那で良かったね」ってセリフを何十回も言われてきた
心の中では「は?」と思いながらも
「そうなの優しい旦那でしょ?」と場の空気を悪くしないように作り笑いをしてテキーラを流し込んだり
そしたらその場にいる子を持つパパが
「休みの日は子供と公園に行ったりご飯作ったりするしオムツも変えるよ」と自慢げに話しをするパパ
「イクメンじゃーん。そんな優しいパパを持って奥さん幸せだね」
という周りにいる人たち。
心の中では
「はあああああああ?」と思ってました。お母さん初期時代。「何言ってんだろ」って
何回か心の声を出したことがあるけど大抵は苦笑いされてしまいには鬼嫁呼ばわり。
そこからは作り笑いと同調風な事を言って
場の雰囲気を壊さないよう鬼嫁と呼ばれないように(良き嫁で母と思われるよう)心掛けて思ったことを言うのは辞めました。
辞めたどころか
「そんな風に思ってしまう私はダメな人なんだ。私は良いお母さんじゃないからもっと頑張らなきゃ!」とまで思ってしまい
そのまま自分の声や疑問に思った事を無視して思考停止させてヘラヘラしながら2024年まで来てしまいました。
心のゴミ箱もパンパンで9年近く蓋も開けず
ゴミを捨ててはすぐ蓋を閉めて中を見ないを繰り返し
もうゴミ箱は腐敗してカビやガスも発生させて体内を巡って思考停止状態に。
思考停止をさせて周りに上手く馴染むようにするのって楽ちんで周りの人たちからも程よく良い人に見られて(めんどくさくない人)
もしかしたら生きてくのが楽な風かもしれないけど
それはきっと劣化でもあるし自分らしく居ることからだいぶかけ離れてるようにも思えました。
死ぬ時に心のゴミ箱パンパンで死にたくないなーって。
わたしみたいな自由業だと「それは趣味でしょ?旦那が働いてくれてるから好き勝手して良いよねー」とか←ここ最近はこれをよく言われる。
その他にもいい歳になると「結婚は?」
結婚してしばらく経つと「子供は?」とか言われたりなどなど挙げたらキリがありませんが。
マウント系の発言でもなく
真綿で首を絞めるように(周りからみたらフワフワの心地良いクッションに見えたりするから厄介)する発言の方がよっぽどタチが悪い。
そんな言葉たちがあちらこちらに飛び交っている。
もちろん自分も知らず知らず人を傷つけてしまうことも言ってきたこともあるしこれからもあるかもしれない。
その対策は何なのかはまだハッキリわからないけどこの漫画に
ヒントがたくさんあったと思います。
瀧波ユカリさんの
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」
鍵垢で自分の本音をつぶやく主人公の女の子と
その女の子と都合のいい時にだけヤル見栄えや体裁だけを気にするキラキラしたクズ(星クズ)と女性を決して雑に扱わない中年男性のフェミおじさん等の物語。
まだ3巻までしか読んでないけど楽しかった!
私も若かれし頃は星クズばかりに心惹かれてました 笑
娘たちにもいつか読ませたいからLINE漫画で買ったけど改めて本も買おうと思いました。
きっと言われて傷つくこととか言う人も悪気がない人が大半で(私が言われてきた方々は)
男尊女卑、ジェンダー、頑張り過ぎ美学、被害者妄想な発言などなど。
もしかしたらその人たちも心のゴミ箱がパンパンで攻撃的になってしまったりひがんだりとかしちゃうかもしれないからどっちが加害者、被害者とかではないとも思う。
解決法みたいなのはわからないけど自分の中で一番いいなーと思うのは
たくさんの人と触れ合って(国籍、宗教観、年齢、ジェンダレス、思想などなど)色んな人のお話しを聞くのがいいなーと思いました。
そして心のゴミ箱を溜め込まない事も。
あと自分を責めない。
色んな意見に耳を傾けること。
そして話し合うことが何より。
ネット、SNS社会で情報だけが入ってきて
頭でっかちになるけど1番は相手の目を見て
仕草や息遣いなどが共用できる
「生」で会うことが大事だなーと。
今回友人のInstagramのおかげで自分の内観と向き合うことが出来たし心のゴミ箱のお掃除を始める事が出来ました。
掃除しながら涙がポロポロ出てきたのはよほど溜まってたのと自分の声を無視してきた証拠だなーと思います。
いいタイミングでお掃除できて良かった。
まずは知る事が大切ですね。何事も。
私もまだまだ勉強不足なので
なるべく色んな人たちの意見に耳を傾けていきたいと思います。
そしてこーゆー問題って時代の変化だとか言うけど
きっといつの時代も相手を思いやり
想像力と心遣いを持ってコミニケーションを取ることで良い循環が巡っていくんだろうなと思います。
この漫画面白かったのでご興味ある人は是非読んでみてください!
北海道出身の漫画家さんなので
登場人物の名前が地名でホッコリしました。
この曲泣けるの私だけかな。ゴミ箱パンパンだったからなのかな 笑
特にゆりやんのパート。
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