3月11日
東日本大震災から今日で丸10年
10年前の今日、東京は寒くてどんより曇り空だったのを覚えている
月初の処理も終えて、少しのんびり会社で過ごしていたら今まで感じたことのない大きな揺れ
東京都中央区は震度5強だった。まさかそれ以上にすごい揺れが東北地方で起きているなんて、その時は思ってもいなかった
余震がしばらくあったのでみんなで安全な場所に避難した。とても怖かった。電車も止まった。家帰れるかなー。静岡(実家)は大丈夫かなー。その時はそのくらいの感覚だった
少し落ち着いてきたので16時頃に会社に戻り、状況を確認しようとテレビをつけた
衝撃だった
津波が家や人を飲み込んでいた
初めて見る光景に息が出来なくなった
住民の方の唖然とした表情、雪が舞う福島県、宮城県、岩手県。テレビ越しのあの光景、今でもはっきり覚えている。
家族や友人を亡くされた方、家や大切な場所を失ってしまった方、美しい三陸の海が嫌いになってしまった方。何も失っていない私なんかには想像もできないほどの思いが東北の方の心にはあるんだと思う
今日お昼を少し遅めに外に出て、2時46分、静かに黙祷をしました。
私にとっての10年と東北の方の10年は重みが全然違うだろうなと。でも私も繋いでいかないといけないなと。
自然にはもちろん逆らえないし日本は地震大国でもあるけれど、それでもあの日の教訓を胸に、そして改めて1日1日を大切に生きていこうと胸に刻んだ1日だったのでここに書き記しておく
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