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花火と共に過ごした社畜の夏

ご無沙汰しております。社畜です。
気づけば1ヶ月以上空いてしまいました。それもそのはず、この1ヶ月は前回の記事でも触れていた通り、熱い暑い厚い花火週間を満喫しておりました。今、非常に満たされております。
そんな大満足だった花火たちを写真と共に振り返ろうと思います。
あったことをつらつらと載せていくだけの備忘録的な感じですがよしなに。

01.大津志賀花火大会(7月25日)

一発目は地元滋賀県大津市で行われたこちらの花火。
派手な花火大会ではありませんがご覧の通り、なかなか見応えのある綺麗な玉があがります。
また、何より白鬚神社と合わせられる唯一の花火として注目されてますね。
この日は平日でしたがお昼から多くの人が琵琶湖に待機していました。
私は5年ぶりの参戦となったのですが、以前と勝手と状況が大きく異なり驚きがありましたが何とか撮れてよかったです。
ちなみに道路は横断してませんよ

02.きほく燈籠祭(7月27日)

個人的日本三大花火があります。
「きほく」「長岡」「びわ湖」の3つです。※異論は受け付けない
その中で、花火シーズンの始まりを告げるように開催されるのがこのきほく燈籠祭です。
私は参戦し始めて3年目になるのですが、今年も最高の彩雲孔雀千輪を見せてくれました。
無事、写真も動画も綺麗に収めることができたのですが、その華やかな花火の裏側で年々エスカレートする場所取り合戦に狂気を感じています。
日本中のフォトグラファーが集結するので、普段話せない方と交流できるのはめちゃくちゃいいんですけどね。
まあゆうて来年も行くと思います。自分で日本三大花火ゆうてますしね。
対戦よろしくお願いします。

花火始まる前の海が綺麗だった


03.長岡花火(8月2日、3日)

今年、最も濃かったのは間違いなく長岡花火でした。
業務後夜通し運転したことや、待機中の歓談、時差式千輪による緊張と感動、終わってからの坦々麺、翌日は現地で見上げた大迫力の花火。
寝不足かつ猛暑の中の遠征でしたが、とても良い思い出になりました。行っておいてよかった。

今年はちゃんとフェニックスを収められました

花火に言及すると特に初日の演目は本当に素晴らしかったです。
動画だとより分かりやすいと思うのでぜひ以下のリールも見てください。
めちゃくちゃ丁寧に仕上げておきました。


04.びわ湖大花火大会(8月8日)

日本三大花火(個人的)のフィナーレを飾るのは我が地元、びわ湖花火大会です。
長岡から一週間足らずでのびわ湖参戦なので、目が肥えてしまって感動が薄まるかもな〜とか思っていましたが、完全に杞憂でした。
やはりびわ湖は地元ということを抜きにしても日本一の美しさと言えます。
あと今年は念願の千輪が撮れました。昨年はちょろっとしかあがらなかったので思わずガッツポーズです。
こちらも動画のリンク載せておきますね。

05.ぎふ長良川花火大会(8月10日)

今年、最も過酷な撮影になったのがこの花火でした。
とある山に登山したのですが、本当に体力の衰えを痛感しました。
また、撮影に関しても難易度が高く、木造の見晴らし台から撮るので、誰かひとりでも足踏みしたら全員の写真がぶれるというリスキーなものでした。
ロケーションは最高だったのですが花火に対して真横というのもウィークポイントですね。いい勉強になりました。

06.亀岡平和祭保津川市民花火大会(8月11日)

登山の疲れが残る中、関西最大級の2尺玉があがることと、マルゴーさんの花火が上がるということで、亀岡の花火に初参戦して来ました。
大きな2尺玉が夜空に咲き、川辺の水に色が映り込む、非常に味のある一枚でお気に入りです。

07.ナガシマスパーランド 60周年 開業記念大花火(8月14日)

びわ湖花火で完全にエンジンがかかった悪友から急遽呼び出され、ど平日の仕事終わりに行ってきました。
ロングラン的な花火なのでそこまで期待していなかったのですが、超満足の内容でした。めっちゃ豪華。次回は園内からも撮影してみたい。

08.とうろう流しと大花火大会(8月16日)

悪友のエンジンが止まりません。ナガスパ明けのわずか2日後、我々は福井県にいました。こちらは6年ぶりに開催された敦賀市の大型花火。
昨年は台風の影響で開催中止になったのですが、その時、滋賀の大先輩に教えていただいた俯瞰スポットから撮影しました。
ロケーションは最高だったのですが、大気の霞と煙に悩まされた花火になりました。またリベンジしたいところ。

09.熊野大花火大会(8月17日)

南海トラフの危険性や連日の花火疲れで「もう地元の船幸祭とかのんびり行こうかな〜」とか思っていたのですが、先に熊野入りされていた別所さんに「来たほうがええで」と言われ、夕方16時出発で急遽向かいました。移動往復5時間半、滞在時間2時間のクレイジームーブです。
けど本当に行ってよかった。熊野は最高の花火の1つであることを再認識しました。この場を借りてお礼申し上げます。

10.伊根花火(8月24日)

長いようで短かった花火シーズンのラストを飾ったのは伊根花火でした。
また、この日は別所さん・wasabiさんという関西レジェンドフォトグラファーおふたりと共に向かいました。本当に6年前の自分がこの状況を見たらどう思うのか、人生何があるのか分からないものです。
そして、花火前、伊根観光中に3人で食べた釜焼きピザはこの旅に最高のアクセントになりました。そんな大人たちの夏休みを動画にしているのでこちらもぜひ。

最後に

花火って基本待ち時間が長いんです。打ち上げ時間より待機時間のほうが長いなんてざらですし、ものによっては前日から現地入りして24時間近く待機するとか。
普通に考えたらアホなことしてんな〜と思っちゃうんですが、あの一瞬の輝きを見た時、長い待機時間なんて忘れてしまうぐらい感動と多幸感に満たされるんですよね。もうヤク中みたいなもんです。

それと実は待機時間も嫌いじゃないんです。待機時間中に誰とどう過ごしたとか、名物のあれを食べただとかを、あとで花火写真を見た時に思い返すんです。
きほくとかでも「みんな同じ写真撮って何が楽しいの?」って意見もありますが、写真は同じでも撮るまでの過ごし方は全員違いますよね。これも写真が持つ物語性の一つだと思っています。
結果主義者の方なら「同じ写真や〜」って意見があるのも分からないこともないのですが、自分にとっての写真はあくまで趣味であり、人生を豊かにしたい行動の1つなので、最大限に綺麗に見れる撮れる定番スポットも平気で行きます。そのほうが思わぬ交流があったりもしますしね。

おっと、話が脱線しました。
これはまた別の機会に話しましょう。

というわけで花火まとめでした。
今から来年が楽しみです。


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