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妊娠中に夫ができる16のこと【後編】

前回の続きです。

1.産院を選ぶ
2.家事の担当を見直す
3.料理・栄養の勉強をする
4.出産にかかるお金を準備する
5.マッサージをしてあげる
6.妻の話を聞いてあげる
7.妊婦健診や両親学級に参加する

後編では、安定期(5〜7ヶ月)〜準備期(8〜10ヶ月)までにできることをご紹介します。

8.安産祈願に行く

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つわりが落ち着いて安定期に入ったら、安産祈願の計画をしましょう。一般的に妊娠5ヶ月目に入ったはじめの戌の日に行います。犬のお産が軽いのにあやかって安産の神様にお参りし、さらしの腹帯を巻いて祝います。出産の無事を願ってお参りしましょう。

私たちは東京で一番有名な安産の神様がいる水天宮に行きました。コロナ禍なので、感染対策で人数制限もあり、祈禱も参拝者である妊婦か代理のいずれか1人のみとなっています。

この時期から、母体、赤ちゃんともに安定してくるので、身近な人や会社の人に報告などもしていきます。

9.夫婦二人の時間を大切にする

長い妊娠生活、たまには息抜きも大切です。また夫婦ふたりでいられる時間も少なくってくるので、体が動きやすい今のうちに、食べたいものを食べたり、行きたいところに行きましょう

私たち夫婦は、前から行きたいと思っていたレストランで食事をしたり、妊娠9ヶ月ごろに、マタニティフォトも撮ったりもしました。

10.子供の名前を考える

子供の名前を少しずつ考えていきます。私たちは早いタイミングで性別が男の子だとわかったので、男の子の名前に絞って考えることができました。

最初は、音の響きでつけたい名前を数を出していきました。30個くらい書き出した後は、苗字とのバランスや使いたい漢字など含めて考えていきます。画数や英語表記なども考え出したら決められなくなったので、途中でやめました...。

最終的には、今まで出してきたもので良さそうな名前をポストイットに書き出して、ダイニングの壁に貼って毎日見て夫婦で話し合って、2個まで絞っていき、画数など総合的に考えて、名前を決めました。

以下のサイトと本を参考にしました。

11.お腹の子供に話しかける

お腹の赤ちゃんが大きくなってきたら、頻繁に話しかけましょう。一般的に妊娠5カ月目ころから赤ちゃんは聴覚が発達して外の声が聞こえるようになります。

おはよう、おやすみなど挨拶から、些細なことでも話すことで親になっていく実感もわきますし、夫婦の会話にもなったりもします。

たまに、ポコポコって胎動を感じる瞬間が愛おしくなります。赤ちゃんもきっと、自分の声を聞き分けて反応してくれているはず...。

12.出産の流れを確認する

9ヶ月目から急激にお腹が大きくなり、歩くのがしんどくなるので、外出はしにくくなります。この頃から、いつ産まれても対応できるように、やることを書き出してイメージできるようにしました。

陣痛タクシーの登録をして、電話帳に登録したり、陣痛や破水が起こったときの対応方法など再確認しました。

また、立ち会いをする場合は、そのときに何をすべきなのか予め確認しておくと安心します。呼吸法を一緒にしたり、痛みを逃すために背中や腰をさすったり、テニスボールでいきみ逃ししたり。リラックスできるために、音楽を用意したり、冷たいタオルを用意したり。

立ち会いすることで「一緒に困難を乗り越えた」と一層思えるようになり、今後の育児への意識も変わってくるかもしれません。

13.出産後の提出書類を確認する

出産後に、役所や会社へ提出する書類を準備をします。出産一時金、出生届、児童手当、医療費助成、健康保険の加入、職場への提出資料など、出産後の提出書類は多いので、予めまとめておくと安心です。

産後は体力が回復するまで動けないことが多いので、妻の仕事の申請書類の手伝いをできるようにします。

14.ベビー用品など出産後の準備する

できるだけ出産前に、赤ちゃんを迎える環境作りをしましょう。抱っこ紐や、ベビーカー、ベビーベッド、チャイルドシートなどは、種類もたくさんあり、高価なので、事前に比較・検討して購入できると良いです。

すぐ使うものから順番に用意し、赤ちゃんが産まれてからでも大丈夫なものや、身近な人からもらえたりするものなどを確認していきます。

基本的には、授乳・寝る・排泄・沐浴に関連するものを用意しましょう。ちなみに、出産準備リストは、ベビーザらスや西松屋などに買い物しにくともらえます。Amazonのベビーレジストリの登録もおすすめ。

また、赤ちゃんが身に着ける衣類などは、一度水通して洗濯をする必要があります。小さな洗濯物を干すことを「世界一幸せな洗濯」といいます。確かに幸せな気持ちになりました。

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あと、我が家では、加湿器・空気清浄機を購入したり、エアコンのクリーニングを業者さんに頼んできれいにしてもらったりしました。

15.育児休業を検討する

男性の育児休業の取得率は、12.65%(※令和2年度雇用均等基本調査より)と令和元年と比べて、約5%上がっています。

女性が8割なのに対して、まだ男性は1割程度の取得率なので、男性が育児のために休暇を取るというのは、まだまだ当たり前ではないということがわかります。

「育児休暇」は自主的に休暇を得ることで、「育児休業」は育児休業法に則って休暇を得ること。法改正により、男性の育児休業取得を促進することが義務化されています。なので、積極的に取得していくべきだと私は思います。

以下の記事が非常に参考になります😭

また、以下のサイトのシミュレーターが参考になります。育休により、手取り収入が減ります(社会保険料の支払いが免除されるので、休業前の収入の80%くらい)が、その分、子供と過ごせる時間が増えると考えたら、その収入の目減り分は安いものだなと感じられますよ。ぜひ一度お試しください。

ちなみに私は2ヶ月育児休業を取る予定で、収入が2割減りますが、その分子供と過ごせる時間が360時間増えるそうです。このときの貴重な時間を一緒に過ごせるのは大きい...(休まず2ヶ月の育休と同じ時間を過ごすためには4.6ヶ月必要みたい)

16.保育施設を検討する

共働きの方など、父親・母親ともに、仕事復帰を考えている場合、子供の預け先を考える必要があります。保育施設の見学も検討しましょう。

認可保育所は、区市町村で資料をもらって相談もできます。認定申請は、利用の半年前くらいに始まります。4月入園だと前年の10〜11月くらいなので、それまでに希望の保育園の目処をつけられるように、準備していきましょう

ちなみに、認可の入園では、入園の選考があり、「指数」という点数をつけられます。役所で簡単に説明してもらえるので聞いておくといいかと思います。ちなみに今はコロナということもあり、入園数は例年より少なくなっているようです。

保育園の空き状況は以下のサイトがわかりやすいです。

また、検証段階みたいですが「渋谷区の保育施設を探している方」向けにおすすめの保育施設がわかるサービス『Civichat〈渋谷区・保育施設〉』というサービスもあります。使ってみたところ、精度はまだまだのような気がしましたが、こういったサービスがあるのは便利ですね。今後に期待しています。

以上、簡単ではありますが、妻が妊娠してから出産するまでに、実際に私が実践した16個のご紹介でした。

《妊娠中に夫ができる16のこと》

1.産院を選ぶ
2.家事の担当を見直す
3.料理・栄養の勉強をする
4.出産にかかるお金を準備する
5.マッサージをしてあげる
6.妻の話を聞いてあげる
7.妊婦健診や両親学級に参加する
8.安産祈願に行く
9.夫婦二人の時間を大切にする
10.子供の名前を考える
11.お腹の子供に話しかける
12.出産の流れを確認する
13.出産後の提出書類を確認する
14.ベビー用品など出産後の準備する
15.育児休業を検討する
16.保育施設を検討する

妊娠・出産は女性しかできないですし、夫はできることは少ないかと思いきや、それでも意外にやれることはたくさんあります。もちろん、家庭により、できるできないがあるかと思いますが、夫婦間で話し合って、助け合いながら子供を出産できたらいいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

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