第9回くくり会「デジタルアートとカメラの会」
2019.11.19
ロケット団、増山です。
社内交流を目的とした「くくり会」ですが、今回はデジタルアートとカメラをテーマにして実施してきました!
デジタルアートってなによ?
デジタルアート(Digital art)は、デジタルコンピュータを使って芸術作品を作ること。デジタル芸術、デジ絵などと呼ばれることもある。
(Wikipediaより)
絵画などとは違って「動くアート」って感じね。
デジタルアートは、技術の進歩にしたがって、絵画や彫刻といった既存のジャンルに囚われないアートとして国内外に広まっていきました。
その先駆けが「チームラボ」!
今回は、チームラボの期間限定イベントであるチームラボプラネッツ TOKYOに行くことに!
2018年7月7日、東京・豊洲にオープンしたよ
チームラボへ行くなら写真をうまく撮りたくない?
チームラボは、通常の美術館と違って、「自分たちが作品の中に入り込める美術館」で、しかも写真撮影OK!
せっかくならうまく作品を撮りたいよね、ってことで写真講座もセットで行うことに。
芸術に触れることができるし、写真スキルもあがるし、一石二鳥の会になりそう!学べることが増えることはよきこと!
今回の参加者は12名。
新卒から30代後半まで年齢層豊かなグループになってうれしい。
そして、くくり会初!全員が自ら手を挙げて参加してくれました。
手を挙げること、大事!絶対!
まずは、写真勉強会からスタート
会社の会議室にぎゅうぎゅうになりながら講義開始(ごめんね)。
今回の講師は、社員でもあり仕事でも撮影をこなすT氏。
誰でもすぐに実践に移せるように「スマホ写真の撮り方講座」を1時間ほど。
<講義内容>
・基礎知識
L明るさ・ピント・構図・色温度
・撮る時の注意点
L指紋・パース
・シーン別の撮り方
L食べ物・景色・人
・編集アプリの紹介
・質問コーナー
講義内容を一部ご紹介~!
<講義まとめ>
・写真は消せる!恐れず撮って撮って撮る!
L撮っていく中で自分スタイルが見つかるはず
L失敗してもアプリで加工すればなんとかなる(時が多い)
・撮影時は、脇をしめる!
L脇さえキュッとしとけばブレが少なく済む
・センスは知識!
L知っているか知らないかで差がつく。引き出しを増やすべし。
・なんとなくではなく主題を決める!
L自分が何を撮りたいのかをはっきりさせる。
普段、写真を撮っている人もそうでない人にもわかりやすい講座でした。
T氏、ありがとう!
いざ、チームラボへ!
新豊洲にあるチームラボプラネッツ TOKYOは、お台場と違って水に入る作品があるため、更衣室で荷物を預けて裸足になってからスタート。
ロングスカートやスーツで来てしまった人にも、短パンレンタルという優しい気づかいがあるのです。
まるで兄弟
チームラボプラネッツ TOKYOでは、4作品が鑑賞できます。
① 光で彩られた「The Infinite Crystal Universe」
② 水面が広がる「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」
③ 球体が揺れ動く「変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色」
④ 花が宙を舞う「Floating in the Falling Universe of Flowers」
また、この4作品へたどり着くためには、3つの空間を通らねばならず。
これは、チームラボの代表の猪子氏曰く・・・
作品を体験する前に、これらの場所を通り抜けることで、普段失っている身体性を自覚していただく。そのうえで身体ごと作品に入っていただきたいと思った。(某インタビュー記事より抜粋)
私たちの邪念や思い込みをいったん排除して、まっさらな気持ちで作品入り込むための仕掛け。確かに、この3つの空間があるおかげで目も身体も空間に慣れていたような気がする。
↑「坂の上にある光の滝」
いきなり水ゾーンで滑るか怖かったけど、滑り止めもあって問題なく上へいけました。水の温度は、温水プールくらい。
これから未知の世界に入り込む緊張感とわくわく感を味わえます。
↑「冷たい生命」
↑「やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」
やっと本作品へ。
①光で彩られた「The Infinite Crystal Universe」
こちらは、お台場にもある作品。
空間に入ると360度キラキラした点の集合体が天井から吊り下げられています。下は、全面鏡になっています。
時間とともに色や動きが変わる幻想的な空間!
②水面が広がる「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」
ひざ下まで水に浸かります。
水面に様々な鯉が映し出されて、まるで泳いでいるよう!
③球体が揺れ動く「変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色」
巨大バルーンが空間に敷き詰められてて、またもや全面鏡張り!
クリスタルの作品と同じで、時間とともに色が変わって違う顔を見せるバルーンたち。
バルーン✕鏡で工夫が活きる写真が撮れる素敵な空間でした。
④花が宙を舞う「Floating in the Falling Universe of Flowers」
これが最後の作品。
全面プラネタリウムのような空間。
床に寝そべって上を見上げると、色とりどりの大小の花が音楽に乗って舞い散っていく。じーっと見てると自分がふわふわしてきてヤバいね、これ。
撮影結果はいかに!
参加者が撮影したデジタルアートの抜粋はこちらから!
みんな、T先生の教えをうまく活かして撮影することが出来ました!
作品も楽しめて社員とも仲良くなれて、ちょっとした遠足気分を味わえた素敵な夜でした。
くくり会まとめ
今回は、カメラもデジタルアートも「表現」を学ぶ良い会になりました。
① カメラでのモノの魅せ方
「何を、どうやって、誰に見せたいのか」が撮った写真に影響される。
逆にその思いと知識さえあれば、人に感動を与えることができるということ。
仕事でも、メール・資料作成など簡単な作業1つを取っても、大きな企画にしても、「何を、どうやって、誰に見せたいのか」によって結果が全然変わるんだろうな~と思った。
② アート表現の受容
「アートに入って自分もアートの一部になる」というチームラボ作品の表現は、芸術やアートを身近に感じられる良い経験になりました。
実際、美術館で絵画や現代アートを見てもしっくりこないことありません?
それって、自分と芸術との距離があるんですよね。それは知識だったり、センスだったり・・・好きなのに振り向いてもらえない、追いつかない的な。
そんな芸術との距離を、”直感”で縮めてくれて、誰もが”楽しい!”と思える表現が出来るってすごいな、と!
チームラボに行ってからは、美術館での「敵」との距離の縮め方が変わりました。作品をわかろうとするのも大事だけど、”直感”で好き、素敵、楽しいって感じることを大切にするようになって、前よりも楽しくなりました。良い影響!
仕事で言うと、表現=プレゼン。
自分の思っていることを言葉と文字で表現するアレ。
美術館式(相手に合わせる)ではなく、チームラボ式(自分の想い・直感を優先する)でやると少しはうまくいくような気がした。
これからも、くくり会では社員間のコミュニケーション向上と学ぶ機会を提供できるようにしてきたいと思います!
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