超初心者が「OpenSea」で「NFT」を出品するまで ①
2021年あたりから話題沸騰の「Web3.0」「暗号資産」「NFT」「OpenSea」「DAO」というワードの数々。聞いているPodcastでもしばしば登場し、番組内で解説もしてくれるのですが、いまいちよくわからない。始めてみなけりゃずっとわからないままか…と思い、調べながら一歩ずつOpenSeaでNFTを出品するところまでやってみることにしました。まずは初回、MetaMaskにイーサリアムを送金するところまで綴ります。
OpenSeaを使うまでのステップ
NFTとはNon-Fungible Tokenの略でブロックチェーン技術により、改ざん偽造できないデジタルデータのこと。それまでデジタルアートなどはコピーされてしまい価値を担保できなかったけれど、NFTアートにすれば本物を証明でき、購入された経路もわかり、アーティストにお金が入る仕組みを作れるということ、ですね。
OpenSeaとはそのNFTの世界最大のマーケットプレイスです。日本語対応、NFTを無料で作れる、シンプルな操作性などが特徴。NFTを購入・出品するならまずはOpenSeaから始めるのがよさそう…。ただ登録すればすぐに使えるわけではなく、OpenSeaを使うまでにはいくつかのステップがありました。
コインチェックの口座開設(暗号資産イーサリアム購入のため)
住信SBIネット銀行の口座開設(コインチェックに送金するため ※必須ではない)
Googleの認証アプリで二段階認証設定(コインチェック利用のため)
住信SBIネット銀行からコインチェックに日本円を入金
入金したらコインチェックでイーサリアムを購入
MetaMask(暗号資産のお財布)の準備
コインチェックからイーサリアムをMetaMaskに送金
OpenSeaの登録
OpenSeaでNFTの売買
今回は上記ステップの1から4まで、口座の開設からMetaMaskというお財布に暗号資産のイーサリアムを送金するところまでをやってみます。
ステップ1から5,コインチェックの口座開設からイーサリアムの購入まで
ステップ1と2の「コインチェックの口座」&「住信SBIネット銀行の口座」、どちらもあっという間に開設できました。
ステップ3のGoogle認証アプリ(Google Authenticator)も無事設定終了。コインチェックのブラウザにログインする際は、必ずGoogle Authenticatorに表示される認証コードを求められ、二段階認証を経てログインするようになります。
ここまで順調。
持っている銀行口座から住信SBIネット銀行に振込で日本円を入金し、ステップ4であるコインチェックの口座に送金します。ここで、始めてのつまづき。住信SBIネット銀行からコインチェックの口座に送金したのに、なぜか「コインチェックの口座に入金額が反映されない」のです。
つまづきポイント①
結局問い合わせから振込人名義を連絡したら、翌日には無事コインチェックの口座に入金されました。そしていよいよステップ5。コインチェックに入金された日本円でイーサリアムを購入!イーサリアムは値段が上下するので安いときに購入しました。
ステップ6,MetaMask(お財布)の準備
次に、ステップ6、MetaMaskの準備です。
MetaMaskとは、MetaMaskは暗号資産のお財布のようなものです。アプリをダウンロードすることでも利用できますが、Chromeの拡張機能からでも利用できます。私は先にアプリ版をダウンロードして、IDやパスワードの設定を済ませておきました。
その後、コインチェックのブラウザにログインし、「Coincheck NFT(β版)」のメニューを開き、右上に表示されるMetaMaskに接続です。
MetaMaskに接続しようとすると、入力欄が1箇所提示され「シークレットリカバリーフレーズを入力してください」と表示されました。「ん?シークレットリカバリーフレーズって何?MetaMaskを設定するときに出てきたあの12語のフレーズのこと?」
つまづきポイント②
ステップ7,コインチェックからイーサリアムをMetaMaskに送金
さぁ、MetaMaskを接続できたし、いよいよイーサリアムを送金だ!と思ったけど、「ん?コインチェックの、どのメニューから送金すれば良いの?」コインチェックからMetaMaskへの送金画面がわかりません。
つまづきポイント③
無事送金メニューの画面がわかり、MetaMaskと接続できてるからすぐに送金できると思ったのですが、その前に送金先を予め登録しないといけないようです。
SMSでの認証をして送金先を登録、その後Google Authenticatorの認証コードでの二段階認証を経て、やっとMetaMaskへイーサリアムの送金完了〜!!
やってみての感想
OpenSeaに登録するまでに数々のステップがあり、しかも解説ページもわかりにくいので色々時間と調査が必要でした。みなさんは、すんなり進んでいるのでしょうか?
イーサリアムは少しリスキーなので、暗号資産のことをよく勉強しなければなりません。最低限守らなければならないのは、IDやパスワード、秘密のキーは絶対に漏らさないように最新の注意を払うことですね。次は、OpenSeaの登録、そして出来れば出品までの作業です。よろしければぜひ下記記事も引き続きご覧ください!