流山市立小学校のいじめ対応の現実⑨いじめの後遺症

昨夜、娘が泣きながら「いじめられている時、自分がいじめられてるって認めたくなかった。無視されても、たまたま聞こえなかったんだと自分に言い聞かせてた。」と話してくれました。
またフラッシュバックが起きたようです。
受け止める側も胸が詰まります。

1学期に親友だと思っていた友達から集団いじめにあい、2学期に転校。

7月中旬から9月下旬まで
 ・いじめを思い出して突然泣き出す
 ・不眠(入眠に時間がかかり、母親が手を繋いでいないと眠れない)
 ・1人でいることを異常に怖がる

といった症状が続きました。

このことを学校に伝えても反応が無かったのは以前書いたとおりです。↓

自分で近隣の精神科、心療内科を検索しても子どもが受診できるところはほとんどなく、あっても相当先でないと予約が取れません。
夏休み中ということもありスクールカウンセラーが利用できないので、市教委のいじめ防止相談対策室に相談機関を紹介してもらえないかと問い合わせたところ、市の教育相談を利用してはどうかとの回答ですぐに担当課に繋いでくださいました。

(余談ですが、こういった心のケアについて、被害者側が求めてからの案内ではなく、利用するしないに関わらず最初に教えてくれたらいいなと思いました。)

カウンセラーさんからは「3ヶ月間辛い思いをしたのなら、症状が落ち着くのはその倍の6ヶ月はかかると思ってください。落ち着いたと思った頃に再度出ることもあります。」とのお話でした。

9月に転校してすぐ新しい友達もでき、学校生活を楽しんでいる様子で症状も徐々に落ち着いてきましたが、冒頭のようなフラッシュバックはやはり時々起こります。
何かがトリガーになるわけではなく、突然思い出して当時の気持ちを吐き出して泣きます。

いじめで受けた心の傷は消えません。
私達がいくら「加害者が悪い」と伝えても自己否定的な考えから抜け出せないようです。
また、友人や先生を信頼することが怖いとも言います。
底抜けに明るかった娘にはもう戻らないのです。

正直にいえば寄り添う親も辛いです。
毎夜涙を流す我が子の手を握って暗い部屋で天井を2時間見つめ続け、子が寝ついたのを確認してから今度は自分が泣く、この生活を繰り返すことを想像してみてください。
ここ数ヶ月鬱症状が続いて家事をなんとかこなすだけの日々がほとんどです。
怒りの感情もありますが(それゆえこの文章を綴っています)、悲しみ、無力感がそれを上回ります。気力をふり絞って学校や市教委とやり取りをしています。


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