流山市いじめ対応の現実⑤首謀者の人物像
「いじめを生んだ背景事情や児童生徒の人間関係にどのような問題があったか」
(ガイドラインより)
今回の報告書に最も足りない部分です。
加害者達はもちろん娘の人物像、背景もほとんどうかがえない内容になっています。
集団いじめの主犯Bは、昨年度から娘と同じクラスで仲良くしており、ほぼ毎週我が家に遊びに来ていましたので私もよく知っています。
今年度も、陰で娘をグループから孤立させるように動く一方で、何食わぬ顔でうちに出入りしていました。
明るくリーダーシップがあり運動が得意。
男女問わず人気者ですが、一方でクラスメイトを自分の好き嫌いでランク付けしたり、気に入らない子には意地悪(≒いじめ)をする一面も。
それで担任から指導されたことが昨年度だけでも数回あります。
今年度もターゲットは娘だけではありません。
娘は自分がいじめられるのも辛いが、他の子の悪口を言ったり仲間はずれにする相談を見るのも辛いと言っていました。
Bは自分が気に入らない人間を、周囲の子を操作して排除しようとするのです。
学校側からもBについて「6月、7月のクラブ活動中に他の児童に対して良くない言動があり指導したことがあります」との発言がありました。
Bのいじめの常習性と反省のなさ、周囲の人間への操作性の強さ。
早々に転校を決断した理由の1つです。
上記について聴き取り調査の中で訴えましたが、報告書には一切記載がありませんでした。
いじめ行為の1つ1つを点で捉え「指導しました」で終わらせるだけでは、この子の問題は解決しないと思っています。
なぜ指導されてもいじめを繰り返すのか。
その心理的背景の掘り下げとアプローチが必要ではないでしょうか。
ちなみに今回の調査組織にスクールカウンセラーは入っていませんでした。
前投稿でも書きましたが、娘の転校後もXは同じようなことを繰り返してるそうです。