見たもの読んだもの日記:美味いものは美味い。(#25)
ドラマ「ドクターホワイト」を見た。
記憶喪失により、普通の生活を送ることさえままならないけれど、なぜか医療に関する知識だけはめちゃくちゃある浜辺美波さんが、医師たちに「それ誤診です!」と言いまくるドラマ。
浜辺美波さんが、とにかく信じられないほどずっと可愛い。記憶喪失なので、いろんな社会のルールとか言葉とか何の知識もなく、「〇〇、とはなんですか?」と周りの人間に聞いてまわるのだけど、それがとにかく可愛い。
《総合診断協議チーム(CDT)》のメンバー、特に院長の娘:瀧本美織さんと、みんなからいじられまくる精神科医:片桐仁さんの掛け合い・言い合いが最高に面白い。
本編とは全く関係のない、2人の、毎回のようにある掛け合いが楽しみだった。超絶癖の強い外科医勝地涼さんと、イケメンすぎる研修医高橋文哉さんも混ざったCDT内の会話が最高。
《ピンポンダッシュ》を《近代スポーツ》という勝地涼さん演じる夏樹先生、めちゃくちゃ癖が強いのだけど、めちゃ面白い。
桐野夏生先生の「ハピネス」を読んだ。
いくら《ママ友》という括りがあるとはいえ、今の時代、隣人の生活ぶりとか子供とかに対して、タワマンに住んでいるような人間たちが、ここまでの過剰な執着とか高い関心があるものなのだろうか。
主人公にも共感できないし、登場する人間たちの誰にも《この人の気持ちは分かる》という感情は抱かなかったけれど、そもそも自分自身が、タワマンに住んでもいなければ、タワマンで子育てもしていないので、分かるわけもなかった。同じ環境で同じように生活している人たちは、共感できたりするのだろうか。
佐野晶哉さんがゲストの松茸回。
相葉さんの《ここがすごい》というエピソードとして、番組での立ち振る舞いとか、ステージ上での姿とかではなく、だいぶ後輩の佐野さんからちゃんと、裏側での人柄の素敵さが出てくるところが、相葉雅紀さんのほんとに凄いところだなと思う。ちゃんと裏でコミュニケーションをとっていないと出てこないようなお話だと思うので。
《バラエティ番組で共演したあと、FNS歌謡祭で会った時に、この間共演のことをわざわざ自分のところにきて、言ってくれた。名前を覚えてくれているということ自体がまず嬉しかった。》と言われていて、きっと名前を覚えているなんて、相葉さんにとっては当たり前なことなのだろうけど、後輩は絶対忘れない嬉しいことだろうなと思う。そして、やっぱり先輩を饒舌にべた褒めするときの佐野さんは、心から!ほんとうに!大好き!尊敬!というのが伝わってきて、そのエピソードトークの仕方も素晴らしい。《自分は嵐さんのバックで踊った経験もないので、事務所の先輩というよりは「テレビで見ていた大スター」という感じ》とべた褒めにべた褒めを重ねていく佐野さんのお話を切るように、《現在22歳の佐野さんは、嵐のデビューをリアルタイムで知らないから、スケスケ衣装知らないんだ!》と、スケスケの話をして笑いにもっていっちゃうところまで含めて、相葉さんがカッコいい先輩すぎた。
結局松茸食べ尽くしの回にも関わらず、今年は松茸がとれず、佐野さんが収穫した《アミタケ》と、名人が昨日収穫されていた松茸を召し上がっていた。
そして相葉さんは真っ赤、佐野さんは蛍光黄緑のような色のパーカーを着ていて、そこそこすごい色の組み合わせだったけど、2人ともめちゃくちゃ似合っていてすごかった。
結局名人がとっていた松茸を色んな料理で召し上がっていた中、相葉さんが《「自分でとったものは格別美味い」というセリフがよくあるけど、美味いものは誰がとっても美味い》と言われていて、名言だった。間違いない。