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好きと向きと得意は違う。

こんばんは。有紀佑です。

note、stand.FMでの毎週投稿を始めてから早1ヶ月が経ち、そろそろ何か新しい活動拠点を作らなければと画策しております。
おそらく、次はTikTokを出すんじゃないかなーと思いますが、1本目というのは悩みますね。
お楽しみにしていただければと思います。

今回もぜひ最後までお付き合いください。


自分に向いていることって何だろうと最近よく考えています。

好きとは別の『向いている』というベクトル。
得意とも違う、性格的な指向。

好きで続けられること。
得意で続けられること。
向いてて続けられること。

おそらくこれは全部違うものが当てはまるんじゃないかと考えています。就活していた大学生時代、よく「得意なことを仕事にした方がいい。」といろんな人に言われました。
まぁ、結局わたしは好きなことを仕事にして続けたいと思って演劇への道を現在模索しているわけですが。

そもそも得意なことって何でしょうか。

自分では得意なことを見つけるのって難しいものです。
なぜなら得意は相対評価で決まるからです。他の人に比べて上手にできる、早く終わらせることができる、クオリティが高くできるなど、そうした違いがあって初めて自分がそれが得意なものなんだと分かるからです。
そう思うと、「得意を仕事にした方がいい」と言っていた人たちは、他者との比較で自身の得意を発見し、それを活かせる仕事を見極めたというのでしょうか。

おそらく違うと思います。
得意を見つけるのは他者の不得手と対峙したときです。逆に言えば、そういう場面に遭遇しない限り、自分が得意だと思っているものも得意ではないかもしれないのです。

では、みんなの言う『得意』はどういう意味か。
これが、さっき言っていた『向いている』という意味だとすれば納得ができます。

『向いている』というのは『得意』と違って自分の感性だけで判断できます。

例えば、「それをしていて苦にならない」「性格的指向に近い」「慣れている」「親しみがあって心地いい」など。
自分がどう思うか、自分に適性があると思うかで『向いている』かどうかは判断できます。みんなはそれを『得意』として捉えているのではないかと。

そう解釈したとき、じゃあ自分の『向いている』には何が当てはまるのかと考えてみると、限りなく裏方属性なのではないかという結論が出てしまったのです。

役者を目指してるはずなのですが……笑
おかしい。どうしてこうなった。

そうなんです。役者は『好き』で裏方が『向いている』なんです。もどかしいですね。

人が喜んでくれることも好きだし、そのためのサプライズとか準備とかも好きです。
人の顔色を伺う癖と、心配性がいいように作用しているおかげで制作の仕事は向いているような気がしています。
役者してるときよりも、宣伝用の写真撮ったりとか、スタッフしているときの方が褒められたりすることもあります。

分かりやすく例えを出すとすれば、写真で撮る側か撮られる側かという話があります。
年齢差や上下関係などに関係なく、写真を撮られる側(被写体側)と写真を撮る側(撮影者側)は明確に分かれていると思っていて。
被写体側の人は、何か撮りたいと思わせる魅力と華と迫力があって、それだけで人前に立って何かをする才能があります。一方撮影者側はその写真を撮って記録したい、クオリティをこだわりたいなど撮影する側の才能があります。
撮影者側が被写体側に行こうとすると、かなり積極的に撮られに行かないといけないですし、被写体側が撮影者側に行こうとすると、おそらく苦手意識や苦痛を感じる人が多いのではないでしょうか。

向き不向きはそれこそ意識していなくてもなんとなく定まってしまうもので、その殻を破ろうと思ったら何か決定的に大きく行動を変えないといけないと思うのです。

自分の『好き』と『向いている』が同じ人はそれこそ天職を見つけたわけで、さぞ幸せな人生になると思うのですが、大体の人間はそうはいかないので、『好きだけど向いてない』もしくは『向いてるけどそんなに好きじゃない』の、どちらかの苦労を取らねばならぬというわけです。

人間がこうも上手くいかないのは相対評価な世界のせい、と言い訳をしても仕方ないので、自分の向いている世界と好きな世界に上手く折り合いと関わりを生み出しながらもがいていくしかないのだと改めて実感しています。

『向いている』ことを使いこなせれば、それが『好き』なことへ繋がるかもしれないし、『好き』を『向いている』方向へ近づけることができれば最強になれるかもしれません。

何でもやってみるのがいいというのが最近分かってきたので、手当たり次第手をつけていこうと思います。
もらえるものは病気と借金以外何でももらうのでね。何でも挑んで行きたいと思います。何でもやります。何かあれば誘って下さい。

まずは、この前失敗したフィルムカメラを極めるところから始めようと思います。
記録として、がらくたトースターの公演中に撮影した写真でマシなやつを載せておきます。フラッシュを焚くというのを知らなくてほぼ真っ暗な写真でした笑

ここから爆発的に上手くなるところを楽しみにしておいてください笑

スケジュールの紙がいい感じ
テーブルがちょっと煩雑すぎるな…
比較的まともに撮れてた集合写真

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