人類よ、絆創膏を持て!!
こんばんは。有紀佑です。
昨日、以前から出す出す詐欺をしていたTikTokをようやっと投稿いたしました。
これから週2回くらいのペースで出せたらと思っております。
今回も最後までお付き合いください。
今日、電車に乗っていてふと、
中指に何かで切れた傷があることに気が付きました。
でも、どこで切ったか覚えが全くないんです。
……怖い話じゃないですよ…???
でも、この傷を見た時に、「そういえば大人になってから知らない傷増えたよな」と思ったんです。
子供の頃は、怪我をしたときに「痛いっ!」ってなって過剰なまでに痛がっていたものですが、最近は気がついたら痣があったり、気がついたら写真のように手が切れていたりします。
以前飲食店でバイトしていたんですが、なぜか毎回終わって着替えると膝に痣がすごい出来てるなーと思って、注視して働いたらキッチンの角にガツガツぶつけていたと分かりました。逆にこんなにぶつけてたのに忘れてるのがすごいかもしれない笑
このように、思い返してみればこれで怪我したかもなーと思うことはあるのですが、子供の頃のような瞬発力が怪我をした時にすら失われていることに驚きました。
大人になると子供の時よりも感覚が鈍感になることで苦いものや辛いものも食べられるようになると聞いたことがありますが、怪我もそういうことなのでしょうか。
これは心の傷に対しても言えるような気がしていて。子供の頃は些細なことでストレスや悲しみ、つらいと感じたりして傷を受けた瞬間を分かっているのですが、大人になって些細な傷を感じにくくなって、気がついたら限界が来てしまっていたということはよくあります。
人との関わりが増えていく中で、そうした人間関係での傷つきやストレスを飲み込んで耐え忍ぶ技を身につけるわけですが、それと同時に痛みにも鈍感になってしまっているようです。
現代はストレス社会なんて言われ方をしていて、SNSの普及で人との関わり、1日に取り込む情報量が増えて、傷を受けやすくなっています。処世術として、傷での痛みを感じにくくし、受け流してなかったことにしてやり過ごす。そういう時代なんだと思います。
心の小さな傷は受け続ければそれだけダメージが蓄積されます。少しの傷なら時間が治してくれるかもしれませんが、大きな傷になれば放置していても悪化する一方です。
わたしは痛みが特に苦手で、傷は染みるのでよく絆創膏を貼ります。絆創膏で肌がかぶれやすい体質なので、かぶれにくい決められたメーカーの絆創膏しか貼りません。絆創膏を貼るとなんだか治りが早い気がします。外気に触れさせ続けるのはやっぱりあんまり良くないのかもしれません。
心も同じように絆創膏が貼れればよかったのですが、そうもいかないので好きなことをして楽しんだり、好きなものを買ったり、好きな人と過ごしたりして心を栄養で満たします。これが絆創膏代わりになります。ただ、やみくもにやればいいというものでもなくて、わたしみたいに自分に合った絆創膏にする必要があります。
大人になって傷に鈍感でいると、傷を受けた場所と原因に気づきにくいものです。火傷なのに温めちゃうみたいな、、、ちょっと上手い例えが出ないですけども……笑
とにかく自分が何に傷ついているかとその原因をしっかり確認することが大事なんじゃないかということです。傷を受けた瞬間を振り返ってその痛みがまたぶり返すこともあるかもしれないけど、治したいと思うならそこを確認しないと適切に治せないと思うのです。まぁ、それが難しくてみんな悩んだり、苦しんだりするのですが……。
傷に敏感になれば、早く心の痛みに気がついて対処しやすいんだけど、、、
「大人なんだからこのくらいは平気」とか「大人なんだからこのくらいは我慢しとかないと」と謎のラインを引いてる人は多いんですが、そんなラインはないんです多分。どんな小さな傷で、周りから分かりにくかったとしても、本人が痛かったなら痛いんです。わたしのこの中指も今、絆創膏とともにある。小さな傷ももっと「いてっ」って言ってもいいと思うんです。
わたしはこの中指に絆創膏を貼ります。大袈裟だと言われるかもしれません。でも、とりあえず絆創膏つければすぐ治るんだから貼ったらそれでいいがなと思うのです。