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自分に正しい質問をし続けることで願望は現実化する
前回、エミール・クーエの自己暗示についてお話ししましたが、どんなに口で肯定的なことを言っても、望みが叶うような気がしないし、何だかピンとこないという方もいるかと思います。
潜在意識で「こんなの効くのかな」と思っていたら、何度肯定的な言葉を口にしても、かえって疑いや不安が大きくなってしまうでしょう。
プラシーボ効果の研究結果を見ると、信じる気持ちが身体に与える影響は一目瞭然です。例えば、痛みに効く薬と言われて偽薬を服用した人の30パーセントに実際に鎮痛効果があったという結果は、心と身体の強い繋がりを示すものです。
自己暗示/アファメーションは、強く信じることで、強力なものとなるのです。
では、強く信じるためには、どうしたらいいのでしょうか。ゴールのイメージをより明確にして、目標を達成するための方法を考えるために、自分自身に適切な質問を繰り返して、自分がどのように考えているのかを問いかけます。
世界ナンバーワンのカリスマコーチと言われるアンソニー・ロビンズは、「質問の質が人生の質を決める」と言っています。
例えば、「なんでこんなに気分が落ち込むんだろう?」といった質問ばかり投げかけていたら、前向きな気持ちにはなれません。でもそこで、ただ「私は幸せだ」と言葉にしても、気分を変えるのは難しいこともありますよね。
そこで、「今、私はどんなことを幸せと感じているのか。自分がそうしたいと思えば、幸せになれるのか。どうすれば幸せになれるのか。絶えずこう問いかけていれば、自分を幸せにしてくれるものだけを見て、自分は本当に幸せなのだと確信できる。」と、アンソニー・ロビンズは「運命を動かす」という著書の中で語っています。
また、「私は愛情深く信頼できるパートナーと出会って、心から安らげる関係を築く」という願いを持っていた場合、「自分にとって心から安らげる関係とはどんなものなのか」「その関係を作るために、自分はどんな人でありたいのか」、また「どのようにして、最高のパートナーに相応しい自分になるのか」など、願望を明確にする質問をします。
すぐにやるべきことが分かる場合もあるし、その場で答えが出なくても、潜在意識が普遍的な智慧にアクセスして、素晴らしい方法を思いつくこともあります。
このように、自己暗示やアファメーションに、正しい質問を加えることで、あなたの願いは確実に実現の道へと向かっていきます。