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変わること・変わらないこと ネパール1日目

マナステ。ネパール到着しました。

昨日は移動が面倒くさいなというぼやきを書きました。

マレーシアでのターミナル移動はやはり面倒でした。ターミナル間の無料バスがありますが、ターミナル2から1行くバスは20分くらいかかってしまうようです。僕はトランジットの時間が短く、急いで行きたかったので、電車を利用しました。電車は2リンギットで乗れます。でもそのために両替しないといけないのは面倒ですね。

というわけで、ネパールについたわけですが、6ヶ月でネパールは大きく変わったなという印象を受けました。

まず、道路が整備されていました。以前は砂利がむき出しのところを車が行き来するので砂埃で毎日鼻の穴が真っ黒状態でした。今もまだ鼻の穴は真っ黒ですが、ガタガタな道が少なくなったと思います。

また、人の成長も早いですね。ホームステイ先の5歳の男の子はみないうちにすっかり大きくなって英語も上手になっていました。

一方で変わらないものもあります。1年前からずっとお世話になっていた路上で物売りをしているお母さんと今日再開しました。そのお母さんは5年生になる娘がいて、女手一つで今まで育て上げてきました。

一年前、僕と初めて会った時、娘の授業料が高いこと、家賃も払わなければいけないこと、総じてお金がないこと、をずっと僕に話していました。

それを聞くたび毎回自分にできることの小ささと、目の前の人、一人も救えないのかという無力感にさいなまれました。

今日、その母親と会い、いろいろ話を聞きました。最近歯が痛くて入れ歯を入れたみたいです。歯医者にかなり高いお金を払ったみたいで、娘の授業料が払えなくなるのではと心配していました。

街はこんなに発展しているのに。一人一人みていくと発展の恩恵が必ずしも全国民に行き渡っていないということを肌で実感しました。

以前、誰かが「木を見て、森も見る」ことが大切だとおっしゃっていました。

部分を見て、そして全体も見る。路上で物売りをしているお母さんを見て、ネパール全体を見る。

僕はどうしても「木を見て森を見ず」状態になりがちなので森も見ることを忘れないようにネパール生活していこうと思います。

今日は移動でクタクタなのでこのくらいで。

ではまた明日。

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