シン・仮面ライダーを観に行きました♪(ネタバレ無し)
今日は池袋のTOHOシネマに行きました♪
レイトショーで現在上映中のシン・仮面ライダーを
観たので、ネタバレ無しで感想を日記にしたいと思います。
シン・シリーズは庵野監督による
エヴァから始まったリブート作品の総称です。
昭和の特撮名作物であるゴジラ、ウルトラマンに続いて
今回が仮面ライダーです。
去年か一昨年あたりに
仮面ライダーがシン・シリーズとして上映決定の
ニュースを見た時には
「これは映画館で観ないと!」と
意気込んでいましたが
映画を見終わった率直な感想として
とても良い映画だったと思います。
シン・仮面ライダーの印象。
今作のシン・仮面ライダーである本郷猛の特徴としまして
仮面を被った時に後ろ髪の襟足が見えているのが
特徴的だと思うのですが
これを見た時、私は
海外映画のロボコップと重なりました。
ロボコップと言えば仮面ライダーと同様
人間が改造されて強化されたという部分では
共通しているのですが
ロボコップは口元が見えています。
ロボコップを制作した監督曰く
「完全に口を隠してしまうと
それこそ機械同然になってしまう。
人間らしさを残す意味で口を出すデザインにした」
そんな話をしていたのを思い出したのですが
シン仮面ライダーの襟足も
非常に人間らしさを象徴している印象を受けますね。
ライダーの仮面の機能はあるのですが
ネタバレになるのでそれは置いといて
改造された機械的部分と人間らしさという部分の
葛藤や線引というのが見た目に反映されていると思います。
私は後ろ髪が見えてるライダーも好きですね(*´∀`*)
巨大スクリーンの中で。
大きなスクリーンと
豪快な音は、館内で視聴する醍醐味でもあるのは
どの映画も同じだと思うのですが
仮面ライダーが参上する時の
バイクの甲高い排気音や
戦闘シーンで流れる初代ライダーのBGMが流れた時
私はなぜか(懐かしい、、)と干渉に浸ってしまい
涙が出そうになりました。
リアルタイム世代でないはずなのに
この感覚に奇妙さを覚えながらも
ライダー一号とライダーニ号が
敵と戦うために構えをとるシーンが
理屈抜きでかっこいいんですね。
結局の所、私にとって
そのシーンが見たいがための
ストーリーだったのでは無いのかとも思うほどに
昔から使われてきた効果音や変身ポーズ等に
少年時代のヒーローへの熱い想いや憧れが
溢れてくるのです。
変わりゆく時代のヒーロー像。
今作のテーマである
変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。
仮面ライダーが作り上げたイメージを受け継ぎつつ
時代とともに在り方は変化し、
それでも大衆に合わせて
仮面ライダーが持っている本質的な核となる部分だけは
動かさない。
そんなメッセージを視聴者へ訴え
新解釈としての仮面ライダーを制作したのだと
思われるのですが
特に日本のヒーロー像としまして
ヒーローの圧倒的な強さは
ヒーローの人間としての
心の弱さや疎外感、孤独感の裏返しにも
見える事もあります。
弱さというのはヒーローのみならず
一般人が常に抱えているものであり
その弱さを克服して巨悪に立ち向かおうとする姿に
共感や憧れを抱くのだと思います。
そして、現実におけるヒーローとは
わかりやすい巨悪と戦う事ではなく
簡単にはクリアできない様な
誰もが避けて通りたくなる様な事柄に
立ち向かう人も英雄視され
尊敬の念を抱かずにはいられない。
私達にとってヒーローとは
きっと常に心の中に
憧れとしてあるのでしょう。
それを体現したものが
あらゆるスタイルでこれまで生まれ
少年達の心に強く印象を残すのでしょうね。
大人になってもヒーローが大好き。
最高だと思いますよね(*´∀`*)
今回いい映画を観る事ができて良かったです♪
まだ観ていないお方はぜひ観てほしいです!
次の庵野監督のシン・シリーズは何かも
今から気になります♪
終わり