適応障害だった自分と向き合う、今の私
私は数年前、仕事と家庭の両立か難しく、適応障害で30年続けた仕事を辞めた。そして今は、家庭で近隣の娘と息子の家族を含む親族との交流を楽しみに暮らしている。
また20年以上のスポーツクラブ通いが仕事をしている時の唯一の趣味だった。しかし今は、それが難しくなってきていた。
なんだか、自分の好きなスポーツクラブに行きたいのか、行かなくてはいけないのか、境目がはっきりしなくなってきた。
原因の一つは、今レッスンが人数制限があり、予約制になっていて、その予約を取るのが大変なのだ。
特に近いホームジムは、近隣のスポーツクラブが閉店になったせいで、今まで以上に混んでいる。
レッスン終了後10分後から、次週のレッスンが予約できるのだが、人気のレッスンは、ほんの数分で満員になる。
希望者が多い時は、オンタイムで予約していても、誰かとダブルブッキングしたりすると、跳ねられ、跳ねられ、しているうちに、いっぱいになってしまう。
そうしたら、キャンセル待ちとなる。
運がよければ、キャンセル待ちで入れることもあるが、人気のレッスンは、それもあっと言う間に、10番、15番となる。
定員が30人のレッスンに、キャンセル待ち10番ってありえるのか?
なんて考えるより、気持ちを切り替えて次の選択肢、他の店舗のレッスンを探したり。でも、近隣の場所でいいのがないことも、多い。
そのストレスの中、やっと取れたレッスンの予約は、活かして行きたい、いや、もはや行かなくては、となる。
今まで週4日で行っていたが、とりあえず予約は、週5日でとっておき、体調をみて、キャンセルをいれたりしている。
行きたい場所だったのが、行かなくていけない、予約を取らなくてはいけない、と追い込まれた感じで、すごくストレスを感じている。
でも、仕事ではない。
だから、辞めてもいいのだが、残念ながら今の私には必要なのだ。
宝くじを当てるくらいの気持ちで、気楽に考えればいいか、
とも思ったりしたが、
やっぱり自分のとりたい予約が取れないと、かなりのストレスになっているのに気づく。
1日に何度も予約の画面をみてしまうのは、すでにこだわり、強迫なんだろうか。
そして、ストレスが溜まるとどういう形で生活の中に現れているか、見直している。
自分の体調は、自分でしかわからない。
でも、バロメーターとしている指標がいくつかある。
夜、ゆっくり眠れたか、
朝、すっきり、目覚めることができたか、
朝ヨガができるか、
朝ごはんの支度ができるか、
朝ごはんを食べられるか、
朝ごはんの片づけができるか、
それらの指標をもとに、
とりあえず、朝の作業を一つずつしながら、
自分の気持ちが
ポジティブかネガティブか、
身体が重くないか、
頭が痛くないか、
そんなふうに、
自分の体や心と向き合いながら、観察する。
できない時は、
一つずつ減らしてみたり、
ゆっくり時間をかけてやってみたり、
途中お休みを入れたり、
丁寧に自分のやるべきことを整理して、
今の自分を見守って、
時にはほめて、
そう、
セルフモニタリング、
セルフコントロール。
日々葛藤、日々実践。
これもまた、人生の一コマなんだろうか。