【まいっか生活】気にする心を見守るということ
息子がある日、「奥歯に黒いのが挟まっている」と訴えてきた。
「どれどれ〜」と息子の口をのぞき込んでみたものの、どこにも黒い部分なんて見当たらない。
「黒いところ、ないよ」と私が言うと、息子が鏡を見ながら「ほらここにあるじゃん!」指さして見せてきた。
だが、それでも私は何が気になるのかわからない。ただ、本人が「気になる」という以上、「あ〜、そうなんだ」と返事をしておくしかない。
あまりにも歯を気にする様子だったので、「歯医者に予約しようか?」と聞くと、息子が「そうする」と納得した。
息子は、小さな切り傷や痛みにも敏感だ。
以前は傷を見つけるたびに絆創膏を貼って処置をしていたが、最近では自分で絆創膏を貼るようになった。それでも納得できない時は夫に訴えて、キズパワーパットを貼ってもらう。その結果、我が家の必需品になったのがキズパワーパットだ。正直、「普通の絆創膏で十分じゃない?」と思うが、息子が納得しているのなら見て見ぬふりをしている。
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