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【中国仕事】緻密な計算が積まれた漫画とド派手なキャラクタープロモーション

※こちらの記事は「日本人イラストレーターが、中国と仕事をしてきた話」というマガジンにも含まれています。全部読みたいという方はそちらのご購読をお勧めいたします。(単独買いよりお得になっています)※


当記事の内容は、2018年2月に開催されたトークイベント【デジタルクリエイターの働き方 3】を元にしておりますが、当日足を運べなかった方向けに改めて作ったものになります。また、新しい話もたくさん追加しております。興味のある方ならどなたでも大歓迎です。



今回は超ド派手なキャラクタープロモーションにまつわる話をします。

中国に受け入れられるために計算された漫画「花影」

「【中国仕事】メインデザイナーとして関わったアイドルビジネス」の記事でも少し触れましたが、アイドルグループOdysseyは、2次元と3次元の両方からのアプローチが見れるよう活動をしております。私はクリエイターサイドなので、もちろん2次元担当です。

キャラクターデザインしたOdysseyは、「花影」という漫画に登場します。この漫画の仕様は、縦長のフルカラー。日本では「comico」が馴染み深いですが、中国にも似た漫画配信アプリが多数存在します。


「花影」第一話

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